テレビの前で おちょきん(福井弁で正座)して 観てしまった
聴き入ってしまった・・・
泣いてるやん あたし・・・
山崎育三郎さん の 独唱が響き渡る 甲子園
♪栄冠は君に輝く
夏の甲子園の大会歌です
大好きな歌です
この歌の 歌碑があるのですよ
場所は 石川県
あの 松井秀喜さんの生まれ故郷
根上野球場に
なんでぇ~?
とか おもったでしょ
この歌の作曲をされた 古関裕而先生は ドラマにもなり有名ですが
作詞をされたひと?って ご存知ですか?
加賀大介さんという方です
根上りにうまれ 野球が大好きで
ただ 高校生のとき 練習中に怪我を負い 不幸にも
右足のひざ下切断 野球もできなくなってしまいました
それでも 大好きな野球を 松井氏の母校でもある 浜小学校のグランドで
練習風景をながめていたんだそうです
1948年朝日新聞が 夏の甲子園の大会歌の歌詞を募集しました
それに応募するのですが
自身の名前じゃ 賞金目当てと思われるのが嫌で 奥様(当時は婚約者)のお名前をかりて
応募 すると 5252編の1位となりました
賞金5万円は当時の公務員の給与の10倍だったそうです
1948年(昭和23)30回大会から この曲は使われすっかりおなじみなりました
奥様は 大介氏に 絶対に真相を明かしてはいけないよ と きつく口止めされていたそうですが
1968年50回大会の折に 真相を公表しました
その年から 晴れて「作詞 加賀大介 作曲 古関裕而」と 表記されるようになりました
1973年58歳で お亡くなりになったのですが
翌年 根上りに生まれたのが 松井秀喜氏です
野球を思う存分できたなかった 彼にかわって生まれ変わったのではと 地元では実しやかにささやかれています
地方大会を 勝ち抜いて 甲子園へとやってきた 高校球児のみなさん
一球に一打をかけて
感動の時間を たのしんでください
あたしたちもたのしませていただきます

