1年前の卒業式 祝辞
祝辞
卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。
保護者の皆さま、お子様のご卒業にあたりお祝いを申し上げますとともに、
これまでのPTA活動へのご協力に、心より感謝申し上げます。
今年、2年ぶりにPTA活動が本格的に再開いたしました。
6学年委員の皆さま、前任者からの引継ぎができない状況にも
関わらず、卒業準備にご尽力くださいましたこと、この場をおかりしまして
深く御礼申し上げます。
さて、卒業生の皆さん、私から皆さんに質問がふたつあります。
1.皆さんが小学校の6年間で、できるようになったことは何ですか?
2.イメージしてください。中学校に入学して、卒業する時、どんな自分になっていたいですか?
どちらの質問も、答えはたくさん出てくれば出てくるほどいいと思います。
考えて、思いつくままにお友達や家族にお話ししてみてください。
皆さんがこうなりたい!なる!と決めたら、必ずなれます。
そのために、中学校では自分から挑戦して、経験をつかみに行ってください。
少し疲れたら、母校となる○○小学校に戻ってくれば、
先生方が優しく迎えてくれるでしょう。
保護者の皆さま、お子様が小学校の6年間でできるようになったことは
何でしょうか?是非、親子で答え合わせをしてみてください。
視点が違えば新しい発見があるかもしれません。
以前、義理の母から教えてもらったことがあります。
「親」という漢字は、木の上に立って見ると書くと。
子より少しだけ高い視点で見守ることが役割なのだと、私は感じました。
私から、保護者の皆さまにお願いがひとつございます。
ご自身のお子さまはもちろんですが、地域の子どもたちにも、
ひとりひとりのオリジナリティを感じつつ、見守る目を向けていただけたら
嬉しいです。多くの見守る目があることは、子供たちに安心感と
少しばかり緊張感も与えます。
卒業生の皆さん、皆さんはこの地域の宝物です。
ご家族、先生方、地域のみんなで皆さんを守っています。
感謝の気持ちを胸に抱いて、安心して未来に向かっていってください。
応援しています。
最後に、本日の華々しい卒業証書授与式で、皆さまと一緒にお祝いできました
ご縁に感謝いたしまして、お祝いの言葉とさせていただきます。
本日はおめでとうございます。
…私の初めての、今中学1年生の子たちに向けた卒業式の祝辞
何か少しでも、心に残ってくれていたら嬉しいな