不登校してたり、 
登校してても毎日じゃないとか、 
遅刻や早退が多かったりとか...。
学校には行っていても宿題が出せないとか。

どうしたら良いんだろう?ってなりますよね。
親としては、子どもの将来を考えたら、
なんとかしなきゃ!と、思えば思うほど、
気持ちが空回りしちゃったり。

私たちは、知らず識らずの間に、
ある行動の結果には、因果関係のある原因がある!って、教わってきています。

だから、子どもが学校に行かないと、
なんで???どうして???と、
ついついそれにばかり頭がいってしまいます。

確かに、結果には原因や理由があります。
目に見えない〈こころ〉のことでも、
原因が全くない!なんでことはないでしょう。

でも、見えないから証明することが出来ないですよね。そして、原因がひとつじゃなく、たくさんあったり、見つけるのが難しくて、当の本人も気づけないようなこともたくさんあります。

自分の事なのに、ハッキリ理由が分からないのは不安なので、当の本人は、それらしい理由をポツリと言ったりすることもあります。

クラスの雰囲気が...。
席替えしたら班が....。
友達と.....などなど。

でも、それって本当に本当の理由なのかというと違ったりすることもたくさんあります。
何か理由を持っていないと、マズいなって思うから。
そんな訳ないでしょう!って言われちゃうからだったりもします。

理由を考えるのも、大切なことではあります。
調子の悪い時に気になることは、その人のウィークポイントだったりもするし、自分を知るためには必要な作業かもしれません。

学生として決められた生活が出来ていない!
と分かっているから、たとえ一日家にいる日でも、
大人も子どもも、いつも誰かに責められているような、縮こまったこころになっています。
そこを、理由探しそうとすることが、
本当は親としては力になりたいはずなのに、
さらに追い込んでしまってるような時もあったり。

なんで?どうして?
は、とても大切なことだけれど、
理由を探す前に、
今の気持ちからスタートしてみてください。

今日 学校に行けなかったことが、
どんな気持ちなのか?
今日、遅刻していったら、
何があったのか?どんな感覚になることなのか?

いきなり聴いても、
答えてくれないかもしれないけれど、
人は聞かれたら、
ふと頭の中で考えてみたりしますよね。
それがとっても 大切なことだったりします。

理由に囚われすぎて、一番大切な気持ちが何処かへ行ってしまわないように。

今の気持ちが解れてくると、少しづつ分かってくることが増えてきたりもします。

今 理由が分からなくても、後から見えたり気づいたりすることもたくさんあります。
今はまだ、プロセスの途中だから、
焦らずいきましょう。応援しています。