2015年に松田翔太さんと前田敦子さんで映画化もされた

 

乾くるみの『イニシエーション・ラブ』。

 

映画化される前からずーっと気になっていたのですが、

 

今頃になってようやく読むことができましたニコニコ音譜

 

 

 

実は、

 

気になっていた最大の理由が、

 

この本が単なる恋愛小説ではないミステリーでもあるという口コミ。

 

確かに

 

最後の2行まで真相は分かりませんでしたが

 

(読んでも、最初は「は?」ってなって理解できなかったあせる)、

 

物語を読み進めていく上で

 

なんだかよく分からないもやもや?が溜まっていったのは確かで、

 

そのもやもやが真相とぴたりとつながったときは、

 

「あ~、そういうことね」

 

といった感じでした。

 

本(小説)だからこそなせたトリックともいえると思います。

 

…とはいえ、

 

一般的な本格ミステリーではないので、

 

「わぁ、すごい!!」「あ~、そうだったのかぁ」

 

という純粋な驚きというか面白さには少し欠けるかも汗

 

また、

 

それは同時に、

 

恋愛小説としての魅力もその分ちょっと物足りないということ。

 

作家さんのファンラブラブになるかどうかは、

 

また別の作品を読んでみての判断になりそうですべーっだ!ラブラブ

 

 

 

ちなみに、

 

タイトルにもなっている「イニシエーション・ラブ」は

 

通過儀礼の恋愛”という意味で使われています。

 

確かに、

 

ある一つ(最初?)の恋愛で経験したさまざまなことが、

 

次の新たな恋愛で発展し、ステップアップしていくという意味では、

 

私を含め多くの人が納得するところだと思います。

 

でも、

 

小説の登場人物(誰かのことかは読んでみて)みたいな生き方は、

 

う~ん…正直、私はあんまり理解できなかったかなあせる