- 日本人が世界に誇れる33のこと/あさ出版
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オススメ度：★★★★☆
一度日本を離れてみると、
今まで気づかなかった日本（人）の良いところがたくさん見えてきます。
個人的に私が一番いいなと思っているのは、
時間に正確であること。
私にとって、“時間”はとても大切
なもの。
お金で買うことができない限られた大切な資源です。
だから、基本的に“時間”を大切にする感覚がない人は苦手です
しかし、
大好き
なスペインでは、
街の時計
が正しく動いていることはほとんどなかったし、
電車
やバス
といった公共交通機関も、
そして現地の人もかなり時間にルーズな感じでした。
それは、
個人の付き合い（プライベート）に限らず、
ビジネス（オフィシャル）においても同じです。
日本人は約束の期日というものをすごく大切にしていて、
「Yes」と言った以上は必ずその期日を守るし、
「No」と言うからには、それなりの明確な理由があります。
「ルーズベルトゲーム」のシーンにもあったけれど、
中途半端で無責任な返事や対応はすごく嫌います。
すごく当たり前のようだけど、
それが普通ではない国って結構多いそうです。
他にも、
以前取材したアドビシステムズのアメリカ人の方は
「世界で最もクリエイティブ（創造性豊か）な国は日本人だ」
と言っていました。
正直、少し驚きましたが
（ある調査でも、日本人だけが最もクリエイティブなのはアメリカ人だと答えていたそう）、
アップルのジョブズ氏やマイクロソフトのゲイツ氏にも負けない創造性が
日本人にもちゃんと備わっているというのです。
この本にも、
著者が日本でのビジネスを通して気づいた
日本の魅力や日本人の素晴らしさ
がたくさん紹介されています。
今まで当たり前のように培ってきたココロや態度を大切にしていれば、
多くの日本人がグローバルな世界で自信を持って活躍できるんですね
これからも
世界のさまざまな分野で活躍する日本人がどんどん増えていくといいな
