監督:レスター・ハムレット
製作年:2010年
製作国:キューバ
昨日から、
セルバンテスで「キューバ低予算映画祭」が始まりました![]()
初日に公開されたのがこの作品。
監督も来日し、直接映画に関するインタビューを聞くことができました![]()
実は、60年代の戯曲を原案とした作品なんだそう。
しかも、
主人公よりも、
彼のお母さん役を務めたアドリア・サンタナという女優さんのほうが
知名度的には大きいみたい・・・![]()
ストーリーはというと、
スペインで建築家として働いている主人公のエステバンが、
父親の危篤を知って、
14年ぶりに故郷のキューバに戻るところから始まります。
最初は、家族みんなが久しぶりの再会を祝ってくれるものの、
父親の死とともに、
自分を含む家族一人一人の心の闇が露に。
「ここでは自分は自由に生きられない」
そう悟ったエステバンは、
最後にはまた、いろいろな思い出のつまった実家を離れスペインへ帰っていきます。
実は、
帰宅してからインターネット
で知ったのですが、
キューバでは昔、
ゲイの人のことを“pajaro(小鳥)”と呼んでいたそうです。
このことを知っているのと知らないのでは、
作品に対する理解度が全然違うので、
ちょっと後悔…![]()
ただ言語としてのスペイン語が分かっても、
やはりその土地その土地の文化や慣習など、
その言語の背景となるベース(基盤)を理解していないと、
本当に分かり合うことはできないんだな、と思いました。
う~ん、難しい![]()

