昨日は、
セルバンテス文化センター東京で開催されている
『Duende(ドュエンデ)』に行ってきましたーっ![]()
詳細はコチラ
スペイン語圏の映画と音楽の祭典
です。
この日のプログラムは、
チリ出身のオペラ歌手、
ベロニカ・ビジャロエルが
彼女自身も想像し得なかった
今の地位を得るまでの軌跡を描いたドキュメンタリー作品、
『偶然が生んだディーバ』。
偶然、入浴中に気づいた自分の才能。
家族の生活を守るためだけに働く日々。
彼女の才能に支援の手を差し伸べる人たち。
突然手に入れた地位に対する喜びと共に、
犠牲にしてしまったものに対する葛藤や
慣れない不安に苦しむ彼女。
最後は、
自分の才能を素直に認め、
自らの運命を受け入れて生きていくことを決意するベロニカ。
私自身、
オペラはそんなに詳しくないので
、
彼女の声がどれほど素晴らしいものなのかは分からないけれど、
テープや人から聞いた音を全て完全にコピーし、
聞く人の心を魅了する『人』としての歌声を奏でる彼女の才能は、
正直すごいなと思うと同時に、
すごく羨ましいなと思いました![]()
あ~、「やっぱり『天才
』っているんだな」って。
でも、
彼女のすごいところは、
謙虚に人の声を聞く姿勢と、
自らより良いものを目指そうとひたむきに努力しているところ。
自らの才能に過信しないことこそ、
『ディーバ』として世界中から愛される所以なのだと思います![]()
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天才じゃない私は、
彼女以上にもっともっと頑張らなくちゃ![]()
そして、
いつか私も、
生で彼女の歌声を聞いてみたいな![]()
ちなみに、
上映の後には、
監督のリディア・ベンデルスカイさんと、
セルバンテス東京の所長さんのトークセッションがありました![]()

