先週末、
久しぶりに再会した元教え子の
と
ランチ
しているときに、
合唱コンクール
の話になりました。
「今年の課題曲は『春に』で、自由曲はねぇ・・・」
「あ~、私も中3の時の曲は『春に』だったよ。
でも、伴奏者だったから実際には歌ってないんだけど…
」
「え~っ
、先生ってピアノ弾けたの~っ
」
「あ、うん。一応ね…
」
実は昨年、
実家の改装のときに、
最期を見届けることなく両親が処分してしまったのですが
、
我が家
には、
私が3歳のときからYAMAHAのピアノがありました。
といっても、
当時は社宅住まいだったので、
アップライトタイプ
のものです。
でも、
随分立派
なものだったみたいで、
処分するときも、
引き取り先のお店の人がずいぶんと気に入っていたそう。
私とピアノのお付き合いは、
幼稚園で紹介された『ヤマハ音楽教室』に始まり、
最後は中学を卒業する直前まで、
約12年間続きました。
肝心の腕前はというと、
合唱コンクールの伴奏がやっとのレベル…
残念ながら、
そうした才能には恵まれなかったみたいです
高校進学後は、
ほとんどピアノに触ることもなくなり、
すっかりリビングのインテリアと化していたピアノですが、
個人的には、
ピアノのあるおうちというのがすごく好き
で、
あのつややかな黒のボディと、
鍵盤のモノトーンのコントラストに、
何ともいえない美しさと言うか魅力
を感じてました。
ただそこにあるだけで、
お部屋が引き締まるというか、
空気に品がプラスされる感じが、
自分にとってはすごく居心地よかったみたいです![]()
なので、
年末に帰省したとき、
ピアノのないリビングを見てなぜだかすごく寂しくなりました
最近は、
ピアノよりスイミング
を習う子どもが多いみたいですが、
私はやっぱり自分の子どもには楽器をさせてあげたいな、
と勝手に思ってます![]()
子どもの頃の私は全く気づかなかったけど
、
私がピアノを通して両親から与えてもらったものは、
見えるもの見えないものを含めて、
すごく贅沢な
だったと今では自信を持って言えるから。
私もそういうことをちゃんと子どもに与えてあげられる
良き親になりたいものです![]()
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