先日、
お直しに出していたネックレス
が、
再び私の手元に帰ってきましたーっ![]()
実はこのネックレス、
3年前のクリスマス
に
すっごく大好き
だった人が私のために自ら選んでくれた、
最初で最後のプレゼント
です。
「いいから開けてごらん
」
と言って、
恐る恐る差し出した私の手にそっと置いた赤い箱。
その夜の感動は、
今でも昨日のことのように鮮明に思い出すことができます。
本当に嬉しくて
嬉しくて
、
それからずーっと肌身離さず身につけていたのですが、
1年ほど前、
会社からの帰り道で片面の黒蝶貝のパーツを落としてしまいました・・・![]()
いつの間になぜ取れてしまったのか、
全く心当たりがなかったので本当に落ち込みました![]()
正直に打ち明けると、
その人は、
「なければないで、それもまたいいよ![]()
いつでも直せるんだから、気が向いたときに持っていけばいい。
いっそのこともっと高価な宝石を入れてみるのもいいなぁ♪」
なんて言ってくれました。
昨年の秋、
突然その人が亡くなったときから、
幸せのいっぱい詰まったこのネックレスは、
この世界で唯一の形見
になってしまいました。。。
“大切
なアクセサリー
ほど、決して自分では買わない”
というのが、
夢
見る私のささやかなわがままです。
それは、
常に身につけるものには“特別”な思い出もプラスして
一生大切にしたいから。
「安物でいいから、ずーっと身につけていられるものが欲しいっ
」
と言って、事あるごとにだだをこねていた私のわがままを
ちゃんと覚えていてくれたのかどうかは不明
ですが、
これからもその人の私への想い
をずっと忘れないためにも、
もう一度ちゃんとキレイにしてあげたいと思い、
先日、
一人で銀座にあるそのお店に相談に行ってきました。
正直、プレゼントとしていただいたものなので
(実は、誰もが知ってる高級宝石メーカーのもの)、
元々のお値段はもちろん、お直しにいくらかかるのかも全くわからなくて、
かなりビビリ・・・
だった私。
でも、
おかげさまで、
店員さんのご好意もあり、
無事ピカピカ
の元通りのかたちになって戻ってきました![]()
本当は、
このネックレスを目にするたびに、
その人とのいろんな思い出や気持ちが込み上げてきて、
今でも心がたまらなく苦しくなります![]()
でも、
先日、
ママがふと、
「このネックレスが、きっとおねえちゃんを一生守ってくれるわ」
と言ってくれました![]()
「そうだね。
きっと私にとっては何にも負けない最大で最強のお守り
なんだ
」
と思い、
今ではだいぶ前向きな気持ちで身に付けることができるようになりました。
やっぱり、
常に身に付けるものには、
贈り主の特別な思いが、
目に見えないパワー
となって宿っているんじゃないかなって思います。
みなさんにも、
かけがえのない自分だけの宝物
ってありますか。

