不安の残る開幕戦
ついにEFLリーグ1が開幕した。サンダーランドは初戦をウィガンと戦う。
tokihimo監督はこの試合にやる気十分。
記者会見の際には、お得意のビッグマウスを振舞った。
「今日が伝説の始まりになるよ。サンダーランドが世界に名をとどろかせる伝説のね」
そう語る彼の顔には、将来への期待と自信しか無かった。
tokihimo監督と同じように選手たちもやる気満々といった感じだった。新たな仲間を加え、エースとしての活躍に期待がかかるHarperは試合前にこの表情。
しかし、結果は奮わなかった。
試合は序盤から守備面での課題を叩きつけられ、結局3-1で敗戦。これには監督も納得のいってない表情を見せ、試合後の記者会見でもどこかしょんぼりとしていた。
しかし、まだシーズンは始まったばかり。
記者会見の最後にはtokihimo監督もいつもの調子を取り戻したコメントを残している。
「シーズンは短距離走じゃない。マラソンさ。私達はスタートダッシュには失敗してしまったが、まだまだこれから。シーズンの最後には頂点に立っているはずだよ。」
ポジティブな監督の言う通り、上昇気流に乗ることは出来るのか。サンダーランドの今後に注目が集まる。
サンダーランド移籍市場で大暴れ
今夏の移籍市場がひとまず終了した。
我らがサンダーランドは移籍市場でも主役になったようだ。
交渉上手のフロントは、tokihimo監督の要望である若手中心の補強を実現して見せた。その道中には多くのベテラン・中堅選手を放出し、収益面でもそこまで支出を抑えた結果となった。
さて、チームの顔ぶれを見てみると、獲得した選手は9名、放出した選手も9名と、そっくりそのまま9名が入れ替わった結果になった。
これから一人一人獲得した選手を紹介していく。
移籍期間を経て、サンダーランドの現状
多くの新戦力を獲得し、フレッシュな面々となったサンダーランドだったが、リーグ戦では苦戦を強いられている。
6試合終わって、現在2勝1分3敗で14位に位置している。シーズン開幕前の期待値からすれば、今一つ調子の上がらない様子だ。
その要因は様々あるが、1番はやはり連携不足だろう。
スターティングメンバーのうち、半数以上の6名が新規加入選手。攻撃は個々の能力の高さからかゴールを奪うことは可能だが、守備は完全に崩壊している。リーグトップの12ゴールを奪っておきながら、リーグワーストの12ゴールを奪われてることがその証拠だ。
tokihimo監督はここまでの内容についてこう語った。
「守備組織の改善は緊急を要する課題だ。サッカーはいくつゴールを奪えても、それと同じ数決められてしまったら勝てないからね。」
当たり前のことのようだが、今のサンダーランドはその当たり前の事が出来ていない。
ここから問われるのはtokihimo監督の手腕だ。彼は言葉通り、守備を改善することが出来るのか。
ちなみにカラバオカップは2回戦で因縁のあるウィガンと対戦し、またもや2-0で敗戦。
Papa John's Trophy予選はチャールトンに先勝し、グループ1位をキープ。タイトル獲得のためにもこの好調をキープしたい。
次回は前半戦の結果まとめをお送りします。