目標





まずはクラブが監督に求めている目標を確認。


第1目標は国内での成功、端的に言えばリーグ優勝だ。

tokihimo監督は素人監督なのにも関わらず、かなり厳しいハードルを掲げられたらしい。おそらくフロントに嫌われているのだろう。


第2目標は若手育成、ユース選手を4人、全ポジションにユース選手を昇格させろとのことだ。

これを聞いたtokihimo監督は早速今のスカウトをクビにし、自分の友達だと言って謎のアイスランド人スカウトを連れてきた。

そして更にtokihimo監督は1人のユース選手をチーム合流初日に昇格させ、自ら練習場に連れてきた。



彼の名はLouis Harper。ポジションはトップ下で、既にプレミアリーグでも活躍出来る能力を持ち、超一流選手になれる可能性を秘めている。

特にパスセンスは非凡なものがあり、ゴール前で様々なアイデアを生み出してくれるだろう。

tokihimo監督はこのHarperを中心にチーム作りをして行くつもりらしい。


最後の第3目標はブランド露出。

tokihimo監督の影響もあり、悪い意味では注目を集めているサンダーランドだが、フロントはそんなものを求めてはいない。

ヨーロッパに名前を売るためにもヨーロッパ出身選手を求め、連勝することで最高のチームを目指して欲しいとtokihimo監督に念押しした。


この目標を達成することが、tokihimo監督の仕事だ。





チーム方針




まずフォーメーションだが、4-5-1のワイドを選択。

チームの顔となりうるHarperを軸に据え、その他のポジションを補強していく形だ。

tokihimo監督は今の経験豊富な選手たちよりも、刺激的で将来性のある選手を好む。これから先、多くの移籍が発生することは承知の事実と言えるだろう。

tokihimo監督が「若手以外、ほとんどの選手が出ていくかもしれないね。」と笑顔で記者の質問に答えた日、クラブの公式アカウントにはサポーターからとんでもない数のコメントが届いた。もちろん批判的な内容だ。

しかし、このtokihimo監督の移籍に関しての方針はどうやらフロントの意思と同じらしい。

その証拠にオーナーはtokihimo監督へ就任祝いとして、1000万€の資金を提供している。


これからのサンダーランドの動向には注目する他ない。




プレシーズンカップ



プレシーズンマッチとして、インビテーショナルカップに参加。しかし、結果は振るわず。全試合引き分けで終わり、決勝トーナメント進出を逃した。


プレシーズンマッチを終えて、既にtokihimo監督解任論がメディアで論じられている。サポーターやファン達もSNSでtokihimo監督についてこう語っていた。


「tokihimo監督の抜擢は、サンダーランド史上1番の失敗」

「tokihimo監督が生み出すのは不快感だけ」

「口だけの監督に用はない。酷い結果を出す前に考え直して欲しい」


このようにSNS上ではtokihimo監督への心無い言葉が飛び交っていた。

だが、tokihimo監督はプレシーズンマッチを終えてもにこやかに記者たちの前に現れ、もはやトレードマークと言えるビッグマウスを披露した。


「未来の名監督の記者会見へようこそ!」



次回は開幕戦と移籍市場終了時点での補強結果について。

ちょっとあまりにも移籍が上手くいかなかったので1からやり直しました。

これから頑張ります。