2016年9月24日(土)に横浜にある横浜ハリストス正教会へ行ってきました。というのも、その日に横浜ハリストス正教会の信徒会館でロシア料理教室が開催されていたということもあり、そしてロシア正教会を見学するチャンスだと思い遥々横浜まで行ってきました。

 

主任司祭である水野神父さまのお話によると以前、関東大震災前は横浜市中区山手の地蔵坂上に聖堂があったそうですが関東大震災で全壊した後、信者さんのお宅を改造して現在の聖堂を新たに建てたそうです。

(画像提供元:http://blog.yokohama18.net/?month=201408

9月は聖母マリアの誕生日ということでこのイコン(主のご降誕?)が聖堂中央に飾られていました。

 

水野神父さまが普段観光客には公開されていない部分も今回は特別に公開して下さいました。

やはりどの東方正教会でも信者に背を向けてミサを挙げる伝統的なミサ形式「トリエント・ミサ」でミサが行われるようです。カトリック信者の私としては、この中世時代の懐かしさを感じさせる昔式の「トリエント・ミサ」に憧れます。まあ~、確かにユダヤ教でもトリエント方式で礼拝が行われますもんね。この「トリエント・ミサ」だからこそ、あの聖変化の際に侍者がベルを鳴らすようになった訳ですから、まあ~司祭が何をしているのか見えるのと見えないのとどちらが良い?と聞かれれば・・・実際には見える方がいいかな?

 

関東大震災前の聖堂から持ち運んだイコンも飾られています。

 

こちらも関東大震災前からあったものだそうです。

 

そして、こちらの屏風というかドアの代わりになっている大型イコンは水野神父さまがグルジアで購入して日本へ持ち帰ったものだそうです。

 

東方正教会の十字架は一番下のクロスしている部分が斜めになっていますが、どんな意味があるのでしょうね。次回、水野神父さまにお聞きしておきます。

 

こちらはロシア式イースターエッグのプレートだそうです。

 

捨てるのが勿体無いからと1年中これを飾っているようです。

2016年11月3日(祝日)にはバザーが行われます。今回、ロシア料理教室で教えて頂いたピロシキとボルシチも販売されるそうですので是非お立ち寄り下さい。