2016年9月24日(土)に横浜ハリストス正教会で行われたウクライナ料理教室に参加しました。教えて頂いた献立はピロシキとボルシチです。ウクライナ出身のオクサナさんが作り方を教えて下さいました。
オクサナさんのお話によると本場のピロシキは揚げずにオーブンで焼くそうなのです。どうして日本ではピロシキというと揚げパンなのか分かりませんが、恐らく昔日本にはオーブンがなかった為にパンを揚げるという方法を思いついたのではないかということでした。そして、ピロシキの中に入れる具は何でもよく冷蔵庫の中にあるもので作って下さいとのことでした。今回はサワークラウト、春雨、玉ねぎなどを具として中に詰めました。
具は冷まして入れないと余計にパンが発酵してしまうということで熱い具をウチワであおって冷ましました。
こちらが盛り付けされた時に撮影したボルシチです。
私の担当はピロシキ係りでしたのでボルシチをどうやって作ったのか分かりませんが、とても美味しかったです。今回はコンソメの素を使わずに最初から鶏肉を煮込んでブイヨン出汁を取り、その後で色々な具を加えて1時間ほど煮込みました。実際にビーツも入れましたが、さずがに1時間煮込むと色素もスープの中に溶け出してしまうようです。
ピロシキの生地の中にサラダ油を多く入れたので結構伸びが良かったです。そのサラダ油が生地にたっぷり入っているお陰でオーブンで焼いた後も表面がパリッサクッとしたクリスピーな感じに仕上がりました。
参加者が20人でしたので3種類のピロシキを作り20人分焼きました。
具は冷蔵庫にあるもので良いとのことですので、もし私が個人的に作るとしたら人参のシリシリに少しだけ玉ねぎと豚肉を混ぜて詰めようかと考えています。
こんなに素晴らしく仕上がりました。揚げないピロシキもヘルシーで食べ易かったでした。逆に揚げていないので3個は軽くイケましたし、後で胃もたれすることもありませんでした。