朝から雨が降る日曜日。
お茶のお稽古に行ってきました。
日本人として、
女性として、
キチンとした作法は身につけたいな・・・と思いながら、
早10年ちかくが経ってしまいました
思い返せば、
上京してすぐ
バイトを探してたときに
着物が自分で着付けられるようになりたくて
料亭ばかり探していたなぁ。。。
それからもう、10年かーと思うと本当に早いモノです。
今回のお稽古は、
友人からのお誘いがきっかけ。
最後まで・・・というか、
当日まで、もう行くの辞めようよーという気持ちでいっぱいでした。笑
でも、やっぱり
迷ったらGO!!!
そんなときに行った先では、
常に学びがあるんだなーと実感しました。
お茶室に入ってすぐに、
飾ってある掛軸。
【心閑手敏】
心がのびやかで静かに
手はきびきび動く
初めて伺う私たちのコトを考え、
先生が選んでくれたそう。
「先生、なにか見えるんですか?!」と言いたくなるくらい、まさに、今の私にピッタリ!!すぎて、驚きました。
2時間のお稽古の中で、
仕事にも、プライベートにも通じる
様々なアドバイスをいただきました。
中でも、グサッときたのは・・・
茶器を自分の正面ではなく、
ちょっと右にズラして置いたときのこと・・・
それを見た先生が一言。
【脇にそれず、王道をいきなさい】
お菓子の取り方ひとつとっても、
3つあって、最初の人は右端を取る。
では、2人目の人は・・・?
左端を取るんです。
そうすると、三人目の人は
大きなお皿の真ん中にお菓子が残る。
【仕事でも、プライベートでも、
どんなときでも、
相手がどう受けとるか、考えるんですよ。】
【常に、二度と同じお茶はありません。出逢いを大切にしなさい】
行ってすぐにアップしようと思いながら、
三週間ちかく経ってしまいました。
不思議なのは、
三週間経った今でも、
先生に言われた一言、一言。
あのときの空気感が、ココロの中に確実に生きていること。
普段であれば、
どうしても毎日の中で、
いろんな出来事って流れていってしまうものです。
茶道って、
自分と向き合う時間なのかな・・・と、思いました。
日本から遠く離れた
パリのカフェで、
ショコラを飲みながら想う日本の文化。
空港で思わず見つけて
思わず買ってしまったのは、
コチラの雑誌。
二週間ちかく日本と離れる中で、
もう一度、
いろんなことと・・・というか、
一番は
自分と向き合おうと思います。
2014年の目標に、
茶道を習う。を追加しようかなーと想う、
そんなパリの朝。
ステキなお教室をご紹介くださった友人に、
心から感謝を込めて。