【エピソード】

私は実際に指導をする上で、

演技を交えて伝えたことがありましたが、

「先生、さっきの話の〇〇の部分、嘘ですよね?」

と、一瞬でしかも〇〇の部分まで正確に嘘だと、

生徒に逆指導をいただきました。👏

 

結局生徒にバレてしまい、

「あの表現は違ったね、ごめんね」

と、謝りましたよ。

自分で泣きたくなりました、というか泣きましたよね。

もう演技なんて一生やらない、と誓いました。

 

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「教師は生徒の前で演技力が必要だ」

これは私が初任校で組んだ学年の主幹教諭に言われた言葉です。

正直私は「??」と思ってしまいました。

 

 

この質問に対し、私はNOと答えます。

理由は、

・ありのままの自分の姿ではない

・自分の本心を伝えていない

 

この状態は、

自分自身が辛い

  ↓

本当に伝えたいことが指導できない

  ↓

挙句の果てに生徒にバレて本末転倒

  ↓

もっと自分が辛くなる

 

もちろん、指導をするにあたり手段として

演技を使う人もいるでしょう。

しかし、必ずしも演技をする必要はありません。

 

生徒に一番入る指導は、

あなたがありのままの姿で、

一番伝えたいことを自分の言葉で伝える

です。

 

生徒も私たちと同じ人間です。

嘘にすぐ気づし、

生徒の方が敏感で繕ったものはすぐに見抜きます。

 

中でも怖い先生を演じる人が多いですが、

最近の若者は威圧する人の前では、

その時はいい子かもしれませんが、

これではその場を上手くすり抜ける方法しか身につかず、

根本的な指導や解決にはなっていません。

 

 

私は生活の中で失敗をたくさんしますが、

自分の失敗をHRで共有しますし、

生徒が正しいことを言っていたらその通りに従うし、

生徒に謝ることもたくさんあります。

 

一方で私は、

楽しいことが好きなので、

学校行事でクラス目標が達成したら、

みんなでイェーイとクラス写真を撮ったり。

 

人の長所に価値を置いているので、

クラスメイトの良いところ探しキャンペーンを実施してみたり。

 

自分が伝えたいことをそのまんまの自分の姿で教育すると、

自分自身が一番教育を受けますね。

あと、純粋に楽しい。

 

だから、教師という仕事に充実感を感じ、

教育という分野に希望を感じるのではないでしょうか☺