小学校の頃は漠然と考えていた教師でしたが、

教科について真剣に考えたのは高校生の時でした。

 

 

理由は、

人生の基盤となる生活が豊かになってこそ、

生活の基盤となる衣・食・住・家庭・消費行動が豊かになってこそ、

人は誰でもHappyになれる

と、気づいたからです。

 

【イメージ図】

  人 生

   ↑

  生 活

   ↑

家庭科で学ぶ分野  

 

人生と生活の土台を学校現場で家庭科を通して生徒たちに教え、

未来をつくる子どもたちが自分らしく幸せな人生を歩んで欲しい

 

この気持ちは今でも変わりません。

 

 

実際に家庭科を教えてみると、

生活習慣や考え方を生徒から学ぶことができ、

家庭科を研究することを通して、

私自身の生活も豊かになっていくという

まさに一石三鳥?四鳥?な教科だなと思いました。

 

できなかったことができること、

少しの工夫をしてみること、

環境にもちょっぴり気を使ってみること、

買っていたものを手作りしてみること、

 

豊かさは自分の手で実現できることを学び、

「人間がもつ可能性は無限大」という言葉は

まさにその通りだと生徒の変化を目の当たりにしながら

実感しました。

 

そして、衣生活で作品を作らせると、

デザイン、縫い方、何一つ被ることなく、

生徒の数だけ作品ができあがるんです。

 

 

人間の数だけ生活スタイルがあるように、

答えに正解や間違いはなく、

人生の道は多様にあることを学びました。

 

家庭科に出会えたこと、

そして当時家庭科を選択した自分にも

感謝の気持ちです。

 

Let's update our life together★