少し前にFacebookで仲良くしている郁代さんやみきこさんと「おっさん度具合」を競い合ったことがありまして(笑)

 

 

別に競い合うほどのものでもないのですが私の場合、うちのメンズモデルたちに

「ともさんは、おっさんだ」

と言われているくらいなので、まあ、きっと私が一番なんだろうと…(^^;


なぜ、そういわれるのかを今日はお話ししますね。

 

 

 

みなさんご存じのとおり私はモデルクラブを経営していて、どこにいてもいい子がいれば即座にスカウトしようという気満々なんです。

 

 

で、一昨年くらいの話ですが、たまたま代官山を歩いておりまして、ふと前を見ればネイビーの上質そうなコートに白のパンツ。黒のニーハイブーツを合わせていてオサレなコーデに髪も緩やかにまきまき、そして髪質はつやつや!!

 

そんな後ろ姿は、私の大好きなモデルの田波涼子ちゃんにそっくり!!

 

 

 

 

絶対にこの子は美人に違いない!!もしかして、もしかしたら本物の田波涼子ちゃんかもしれない!!


涼子ちゃんじゃなくても涼子ちゃん似の美人だったら即座にスカウトする!!絶対に口説き落とす!!

 

25mくらい先を歩いていたその子に声をかけるために全速力で走る!!

 

 

走って走って、追い付き、追い越し、くるっと後ろを振り返ってお顔を確認すれば!!

 

 

ジャガー横田 激似 ( ̄_ ̄ i)

 

 

 


いや。もちろん綺麗だよ。ジャガー横田さん。
プロレス界の中ではきっとお顔立ち、いい方なんじゃないかな…

たださ、まだ少し寒いけど春先の日差しが柔らかく降り注ぐ中、この静かでオサレな代官山で

その挑戦的な目は、あかんやろ…(^▽^;)

 

そんな目で見られた日にゃ、

やばい。カツアゲされるかも…汗

と思い、財布握りしめるわ…(;´Д`)ノ

 

 


で、季節は春が終わり初夏を迎え夏本番前のまだ梅雨明け宣言していない蒸し暑い曇り空の日。


その日は千駄ヶ谷の方でメンズモデルつれて顔見せのアポを取っていました。

 

モデルとは千駄ヶ谷のスタバで待ち合わせ。

 

で、一番の最寄駅は副都心線の北参道というところなのですが昔、まだ独立していない頃、
この近くにあるモデルクラブにマネージャーとして働いていた時期がありまして、その当時はまだ副都心線はできていなかったのでJRの原宿駅で降りて15分歩くって感じだったの。

 

ちょっと大変だったけど素敵なお店が多く、歩いているだけでも楽しい場所だったので、久々に歩くか!音譜


と思い、原宿駅で下車。

 

 

 

竹下口の出口から道なりに緩やかで無駄に長い坂道を上がっていくの。

 

ましてや湿気の多い6月下旬。

 

キツイわ…と思いつつ、ふと遠くの方を見れば100mくらい先にめちゃ華奢でファッショナブルな女の子がいる!!目

 

 

膝よりちょい長めのフワフワしたスカートにソックスとパンプスを絶妙な長さと色で組み合わせてトップスも可愛い


キャミを組み合わせていて系統でいうとトミーフェブラリーみたいなポップな感じのお洒落さん。

 

 

 

しかも長くてサラサラの髪を高い位置でツインテールにしていて

 

 

 

 

 

 

まさにまさにトミーフェブラリーそのもの!!(*`▽´*)

 

 

絶対にこの子イケる!!スタイルいいし、こんなにオサレな子はそうそういないわー≧(´▽`)≦

 

 

そう思い緩やかな坂道をひたすら駆け上がっていく。あせる

 

めちゃしんどい!!あせるあせる

 

暑い!!あせるあせるあせる

 

 

でも、この子をスカウトする為なら仕方ない!!

 

そう思って頑張って必死に走りますたよ。

 

 

かなり近づいてきてスカートから見える脚を見ればやたらと乾燥肌っぽく見える。

 

 

あれ?なんでだろう?まあ、いいや。乾燥くらい毎日ボディクリーム塗ってもらえばなんとかなる!

 

 

そんなことを考えつつ、まだまだ走るあせるあせる

 

 

そして追い付き、追い越し、くるっと振り返ってお顔を見れば…

 

 

年齢もお顔も塩沢とき激似のどう見ても65才を超えた、ばあさん!!∑ヾ( ̄0 ̄;ノ

 

 

 

だから脚、こんなに干からびてるんだ!!Σ(~∀~||;)

 


それがわかった瞬間に

 

 

 

あ"---!!
貴様、誰に断わって、その年齢で、その服装で、この原宿を歩いてやがる!!
叩き斬ってやるーー!!

 

 


と時代劇の中の萬屋錦之介のような暴言を120デシベルで心の中で叫び、あまりに煩すぎとショックで頭がクラクラして倒れるかと思いましたが、とりあえず、そのまま歩いて待ち合わせのスタバへ。

 

モデルちゃん、私の顔見て

 


「ともさん、どうしたんですか?なんか顔引きつってますよ?」

 


と心配そうに聞いてきたので、また「あ"--!!」と叫び、今あった出来事をマシンガントーク。

そして

 

「パッと顔見たらどう見ても65才過ぎてる、ばあさんだよ!!この100m以上坂道走ってきた私の労力、どうしてくれんだーー!!と思ってさ」

 

 

と嘆いたら

 

 

「ともさん…
後ろ姿に犬みたいにしっぽ振って走ってきて、それがハズレだったら『私の労力どうしてくれんだ』って、おっさん目線、おっさん発言で完璧おっさんじゃないですか(-。-;)」

 

と呆れ返られた。


もういいよ。
呆れ返られても。
だって、あんなに走ったのにハズレだと、どうしても労力返してもらいたくなるんだもん(-""-;)

 

 

しかし、この、ばあさんは反則すぎるよね。

 

 

ちなみに、その一か月後にまたもや北参道に行かなきゃいけない用事があったときに、そのばあさんに偶然、遭遇しているんだけど

 


その時も髪型はツインテールで、ミッキーマウスのチビTシャツにショートパンツ履いてござった。

 

 

めちゃ細くて綺麗な脚してるんだけど、やっぱり干からびてた(笑)

 

 

しかし毎日、あんな恰好してるのかな?

 

あんな恰好してどこ行くんだろ?

 

 

「詩吟の会です」

 

 

とか言われたら、私、

 

間違いなく発狂する(-""-;)