大好きなJefferieさんのところで「罰ゲーム」という話になり

私が

 

「昔、こんな罰ゲームをやらされましたー(^^;」

 

という話をしたら、みなさんに、かなり笑って頂きまして


「本人の私は、めちゃ、その当時は大変な記憶しかないのに、そっか。これみな
さんにとっては面白いんだ(^_^;)」

 

と思ったので、こちらでも公開しようと思います。

 

 

 

 

私は中学、2つ通ってました。
1つめは中1の1学期しか通っていないW中学。
その後は転校して卒業までS中学。

でW中学の時に正幸という、やんちゃな奴がいまして、どれだけ席替えしてもな
ぜか隣同士。

で、めちゃ、仲良しでその正幸がつるんでいた先輩たちもいつしか仲良くなって
いく。

 

ただ転校してそれっきりだったんだけど偶然にも中3の時にディスコの中で正幸
が私を見つけてくれたことで再会。

 

でも、そんなに前ほどの付き合いはなく、そんな最中の高2の時に正幸がバイク
事故で即死。

 

それをきっかけに、また先輩たちとの交流が再開。

 

で、まあ、ほんとに飽きもせず一緒に遊んでおりまして19、20歳のころはピーク
にほぼ毎日会っていた。

 

 

週末はかならず、としちゃんと呼んでいる先輩の家に行き、うだうだしておりま
して、そうこうしているうちに必ずUNOが始まる。

 

そして私はUNOがめちゃ強くて、滅多に負けることがなく、でも、たまに負けた
ときに

すんごい罰ゲーム

が待っているわけですよ(--;

 

 


で、ある日の土曜日の夜、やっぱり私たちは、としちゃんの家でUNOをしてまし
て珍しく私が負けたの。

先輩たち大喜びで

 

 

「うおー!!やったー!!とも!!お前の罰ゲームは明日な!!」

 

 

「え??  あ…明日??(^^;」

 

 

「とりあえず夜も遅いし近所迷惑になるから、そろそろ寝るぞ!!」

 

 

と言って消灯。(いつも、みんな雑魚寝状態)

 

 

「なんなん??明日って…(?_?)」

 

 

一抹の不安を覚えながらも暗くなるとすぐに寝ちゃうんだよね、私。

で、朝が来まして

 

「とも!お前、いつまで寝てんだよー!!」

 

って布団、バーって剥ぎ取られて敷布団も取られてコロコロっと転がりまして
なんだかよくわからないけど、とりあえず歯を磨き車に乗り込む。

 

普通なら喫茶店にみんなでモーニングを食べに行くんだけど、行く気配もない。

車、停車したと思ったら先輩ひとりがコンビニへ向かう。

 

そして何やら入ってるレジ袋を私によこして

「これ、リュックの中に入れとけ」

って言った。

 

 

「これ、何??」

 

「飯」

 

 

「え??白米ってこと?お弁当じゃなくてごはんだけなの?しかも1個??」

 

 

「とにかくいいからリュックに入れとけ」

 

 

とりあえず、もらったごはんをリュックに入れるが、もう、とてつもなく

 

巨大な「悪い予感」しかしない(^^;

 

 

で、連れていかれたのが三越。(その当時は名古屋に住んでいたので名古屋三越
ね)

 

その当時B1の食品館には「丸越」という漬物屋があって、その近くまで来て罰ゲー
ムの指令を聞く。

 

 

「お前、丸越で漬物選んでるふりしろ。で、店員さんが『よろしかったら、ご試
食どうぞ』
って言ったらリュックから飯出して、漬物をおかずにして、その飯、
全部、食って来い」

 

 

えええええーーー!!!!????

そっ、そんなんやっていいの??

 

 

「やっていいのか悪いのかはやってみないとわからんだろう」

 

わからんだろうって、何それ??

人体実験ってこと??щ(゚ロ゚щ) オーマイガーッ!!

 

 

ええええーー。やだーー。゜゜(´□`。)°゜。

 

「嫌ならやめればいい。でも、もう二度と遊んでやんない」


ええーー!!もっとやだーー===(´□`;)==

 

 

という訳で仕方なくやるわけさ(--;

 

 

とりあえず漬物を選ぶふりして店員さんのまわりをうろうろする。

 

「よろしかったら、ご試食どうぞ~♪」

 

とにこやかに店員さん。

 

 

ここで考えた。

 

「この白米を完食するのは、かなりの時間がかかる(←しかも先輩、大盛り買っ
てきよったー!!)絶対にこんなの店員さんびっくりして警察かガードマン呼ん
じゃうよ。でも呼ばれちゃったらやばい」

 

そう思った私は

 

「色々と試食してもいいですか?最低でも2種類は必ず買いますから」

 

「はい!いくらでも試食してくださいね!」

 

満面の笑顔で答えてくれる店員さんに申し訳ないなと思いつつリュックから白米
を出して

 

「ありがとうございます。じゃあ、あれこれ試食させてもらいますね」

 

といいながら漬物をおかずに白米を食べ始めた。

 

 


当然ながら店員さんは目がテン。
そのあと苦笑

ブワッと人だかりができましたよ。

当然だよね。
漬物屋でごはん開いて食べてる奴なんて見たことない(--;

 

 

お友達同士らしき買い物に来た奥様達の中から


「もしかしてドッキリテレビなのかしら?」


とヒソヒソ囁く声が聞こえる。
そんな中に混じって


「あの女、絶対にアホだよな」


と話している先輩たちの声が聞こえてくる。

 

「先輩、そりゃないよ…ヽ(´Д`;」

 

と思いつつ箸は止めない。

そして、こんな最中でも


「漬物美味しい!! 何、買おうかな」


と考えてる私って…(´Д`|||)

 

 

とりあえず、ごはん全部完食して3種類ほど漬物を買った。

もう店員さん、おっかなびっくりって感じでお釣りを渡す手も若干震えていて、
その震える手先から見えるお顔は


笑いを堪えていた(^O^;

 


もうこんな罰ゲームは二度とやらない(--;
そう心に決めた。


そんな事件から1か月くらいたった、ある日の週末、私はまたUNOで負けた。

 

「うおおおーー!!やったーー!!とも!お前の罰ゲームは明日な!!」

 

また明日なのー??

しかも、また三越に連れてこられたーあせるあせる

 

 

駐車場で

「もう試食は、やだからね!ヾ(。`Д´。)ノ」

そういったら

 

「大丈夫!今日はB1じゃないから!」

 

と言われて連れていかれたのが屋上あせるあせる

 

 

 

前回と同じく日曜日。しかもバブル全盛期でデパートは屋上とはいえ賑わってる。

そこで言い渡された罰ゲームは…

 

 

 

よくデパートの屋上ってこういうのあるじゃんね

 

 

 

お金50円くらい入れて音楽流れて乗るやつ。

 

 

で、これに一人で乗ってこいっていうの(--;

 

 

嫌だったけど乗りましたよ。

 

 

で、賑わってるからね、すぐに乗れないの。

順番待ち(^^;

 

 

お父さんやお母さんやちびっこたちに混じって順番を待つ。

これを待ってる間も恥ずかしいわけさ。

 

 

で、順番来て私が乗ったときなんて、まわりのお父さんお母さん
どん引きだったもんね

 

 

 

おまえが乗るんか!?щ(゚ロ゚щ)

 

 

 

って顔してた(^^;

 

 

 

ウルトラマンの背中に乗ったんだけどさ、足がぶらぶらして危なくないように足
ひかっけて乗せるところがあるんだよね。

 

子供の足と大人の足とじゃ長さ違うから、そこに乗せるとズボン履いてるからい
いんだけど思い切りM字開脚でさ。

 

今、思えばインリンよりも私の方がM字開脚の先駆者じゃん(ドヤ顔)

 

 

で、アルトリコーダーひとつで演奏されたようなタルーイ音楽が流れて動き始め
るのよ。

 

 

もう死にたいって感じ(--;

 

 

でね。それだけで罰ゲームが終わるわけがない。
先輩たちだもん。

 

指令されていたのは

 

 

 

「乗り物が動き出したら誰でもいいから男の方を見て

パパー!!見てる!?写真撮って!!早く早く!!♪♪♪

って言いながら手を振れ」

 

 

 

っていうのーー!!ш(´[]`)шオーш(´[]`)шマイш(`[]´)шガー

 


仕方ないから乗りながら言ったさ(--;

 

 

「パパー!!見てる!?写真撮って!!早く早く♪♪♪」

 

で、こんなこと言ったって誰にも相手にされずに曲が一曲終わるまで、さらし者
でTHE  ENDな予定だったんだけど


私の目線の先にいた色んな年齢の男の人たちが一斉に周りをきょろきょろして

       オロオロ(゚ロ゚;))((;゚ロ゚)オロオロ


「…。 σ(^_^;)??」

 

て無言でゼスチャーしてくる!!

 

予想外の展開に

「どうしよう!!いきなりパパがいっぱいできちゃった!!あせるあせる

とパニクった。


パニクリながら、なすすべもなく、ひたすら

 

「パパー!!見てる!?写真撮って!!早く早く♪♪♪」

 

を繰り返して言った。

 

 

そうこうしているうちに、ひとりふたりと私の視界から男の人は消えていき、最
後に残った私と同い年くらいに見える若い子がツカツカと歩いてきて

「何してるの?」

って聞いてきた。

「え? ば…。罰ゲームやらされてんの。UNOに負けたから…」

と言ったら男の子大笑いで

「大変だな!まあ、頑張れよ!」

とポンと私の肩を叩いて行ってしまった。

ちょうど、そんな頃に曲も終わり、私の罰ゲームも終わった。


今、思い出しても

「あの時はつらかったな」

と思うけど、人からしたら大笑いみたいね。

そんな先輩たちにしっかり鍛えあげられたので、今となっては、もう、怖いもの
も恥ずかしいものも何もない(^o^;


ある意味、先輩たちに感謝??