2日目朝は5時起床。

起床してすぐ風予報アプリで風チェック。

ん?昨日の夜と少し風向きが変わったか。

この風なら去年から行ってみたかったエリアに行ってみよう。
去年はあまりに人の多さに断念したポイントへ決定。

渡船してもらい、岬の先端付近に基地を構える。

 

平日ということもあり、今年は広大なエリアを独り占め。

↓漁協を基準で見たらエリアの裏側。

朝はどんよりしてて肌寒い。

 

朝は北より風で、裏側のほうが風があるため裏側から釣りスタート。

とはいえほぼ無風に近い状態で、さざ波もわずか。

どんどん奥のほうへ釣り歩いていく。

裏側には大量ではないが、まんべんなくワカサギが居る。

 

それにしてもこのエリアのブッシュやスタンプの量はすごい。

減水しているから露出しているが、満水のなったらこれがすべて水の中。

魚の棲家にもなるだろうけど、根掛かり必至だな。

 

9時頃まで無反応だったが、遂にこの日のファーストィッシュ!!

ワカサギ。。。失礼いたしました。

とある場所だけ、すごくワカサギがたまっている場所があった。
やや大きめのワンド状になっている場所。

やたらとワカサギがスレ掛かりしてくる。

 

期待をして多少粘ってみるが、ワカサギ以外の反応は無し。

 

ポイントを休ませるためにも、少し移動。

9時頃から微かに吹いていた風も止み、ペタペタの湖面になってしまった。

完全無風。

でもこれも想定内(風アプリでチェックしていた)。

午後になったら少し風の角度が変わって吹き出す予報だ。


それまでは我慢。。。ではなく、昼寝することにした。

なので釣りながら我が基地へ戻る。

 

基地で遅めの朝ご飯を食べる。

すると岬先端の遥か沖でボイル発生!!

200m以上先だったろう。
ここからのキャスティングではとても届く距離ではない。
ボイルは終わってしまったが、試しに25gのスプーンをフルキャスト!

まったく相手してもらえませんでした。


なのであきらめて昼寝。このためにピクニックシートを持ってきている。

ちょっとクマが怖いので、クマ鈴を木にぶら下げ勝手に鳴るように細工してお昼寝。

 

12時頃目が覚めるとそよ風が戻ってきた。

風予報アプリだと漁協等から基準に見て表側から風が当たる予報で、その通り吹いている。

なので午後は表側のエリアから。

 

何もないラインはどんどんキャストしながら移動して行き、

地形変化がある場所は少々粘ってみる。

こんな感じで岬状に張り出しがあり、これが水中まで続いている。

何箇所かこんな場所を攻めて行った。

 

ルアーを張り出しの沖にキャストして引いてくる。

水中の張り出しの上にルアーが差し掛かった時、重々しくルアーがひったくられた!!
重々しい首振り!イトウだ。
超ドキドキしながらも、「バレないでー!」と思いつつも、やや強引に寄せてネットイン!!!

ドンッ!! 出た!! イトウ!!

今年も出会えた!!
スーパービックではないけど、やはり手が震えた。

ルアーはウォーターランド・ジャークソニック65。
去年自己記録イトウを連れてきてくれたルアーだ。

今年もやってくれた。

 

弱らせてはいけないので、急いで写真を撮りまくってリリース。
感謝感謝。

すこし余韻に浸りつつも、ドキドキを落ち着かせるようにキャスト再開。

徒歩で移動可能な場所はやり切り、元の方向へ戻る。

程よく風も吹き、やや濁りも入っていい雰囲気だがその後は無反応。

このまま今日が終わっても満足だけど。

ここで気が付いたのは岬表側はワカサギが少ない。

裏側はスレて掛かってくるほどワカサギがいる場所があるのに。

 

基地まで戻ったので、また遅めのお昼ご飯を摂る。

昼食後に裏側のエリアを見るとこちらにも程よく風が流れているので、裏側を攻める

 

午前中にワカサギがたくさん釣れたワンドへ。

まだワカサギはここにいて水面に見えた。
ルアーはスミス・サラナ80F。
ここにたどり着くまでさんざんジャークソニックは投げていたので、なんとなく変更していた。
 

ワカサギがたくさん掛かってきたのはワンドの真ん中あたりだけど、ワンドの入り口から対岸入り口付近へキャスト。
ワンド入り口を横切るようにトレース。
が巻初めでいきなりグンッ!を生命反応!!
即アワセを入れてファイト開始。

が引きを楽しむこともせず強引に寄せる。

寄せてくると、イトウ!!!

45㎝程と大きくはないけど2尾目来た!

ワカサギを求めて入ってきていたのか。

大きくはないけど、やはりイトウは嬉しい。

リリースして同じワンドをルアーを変え、立ち位置を変え、トレースコースを変えたがここではその後無反応。
 

その後も移動していくとワカサギの姿がちらほらと。

表側のエリアよりこっちはワカサギが明らかに多い。

 

小さなワンドにワカサギがたまっている場所発見。
風が巻き込んでけっこう濁りは出ている場所だった。

そのワカサギが不穏な動きをしている。

せわしなく行ったり来たり。時折急にスピードアップして移動する。
 

なにかが濁りの中にいる!

ジャークソニックを濁りの中に通すと、岸際ぎりぎり迄追ってきて魚が反転した!
同じルアーを投げてもよかったが、少し間を置きルアーチェンジ。
なんとなくラパラCDJ-7を付けてみた。濁りが結構あるのでオレンジゴールド。
某デモンストレーターにイトウにと勧められたルアーの一つだ。

 

ワンドの奥に立ち、ワンドの入り繰りへキャスト。(入り口付近の水はあまり濁っていない)
奥へ向かって引いてくる。
濁りにルアーが入った瞬間、もうラインも2mほどしか残っていないところで。。。喰った!!

近距離で食ったので、時間をかけずに強引にネットイン。

約55㎝!

イトウも凄く嬉しいのだが、もう一つ嬉しいのがラパラCDJ-7で釣れたこと。

このルアーで魚を釣ったのは何年ぶりだろう。20年ぶりとか?

好きなルアーなのに全然使わなくなっていた。

このルアーでイトウが釣れたことが凄く嬉しい。

この後も裏側の面をルアーを変え移動を繰り返し責めるが無反応。

表側に戻ることにする。

表側は風が強くなりいい雰囲気。でも相変わらずワカサギが少ない(ほとんどいない)。

2日目の終わり時間も近いので、荷物をまとめて1尾目が釣れた場所まで一気に移動。
このあたりだけ少しだけどワカサギが居る。

 

風に押された水の流れと、地形変化のある場所を丁寧に攻めるが反応なし。
もうお迎えの船も来る頃かな~と思い始めたころにコンッと小さい当たり。

小さいイワナ(アメマス)さんが来て2日目終了。

 

帰りの渡船で他の釣り人と情報交換。
3尾のイトウは良い釣果の方だった。
 

夜は美味しいジンギスカンだったが。。。写真がない。

お腹が空きすぎていて写真撮るの忘れて食べてしまいました。

 

明日はどこのポイントに渡船してもらおうか。

現地で遭遇した知り合いと相談しつつも、心の中では決まっていた。
明日は思い出のポイントへ行こう。

 

★後日帰宅してから一番大きかった魚のサイズ確認。

 写真のロッドは2日目1尾目を釣ったワールドシャウラ2752R-2です。
 グリップエンドからブランクスバット部の飾り巻先端まで約60㎝でした。

魚と並べて撮った写真を再確認。

ほぼ尾びれはグリップエンドからはみ出し、頭側も目から先が飾り巻先端からはみ出していました。
ということは70cmくらいあったんじゃないの?ってことで独断で70㎝弱としましょうね。
いいですよね。釣り人の思い出なんてしっぽが生えるものです(笑)

 

 

【タックル】
●タックル-1 (すべての魚をこっちのセットで釣った)
ロッド:シマノ・ワールドシャウラ2752R-2
リール:シマノ・10ステラ C3000HG
ライン:PE 1.2号
リーダー:サンヨーナイロン/ナノダックスリーダー20ポンド
ルアー:ウォーターランド・ジャークソニック65(旧型)

     ウォーターランド・ディープカッパー15~18g

     ウォーターランド・ロングゲーター15g

     スミス・サラナ80F

     ラパラ・CDJ-7

     バスデイ・シュガーミノースリム95F

     シマノ・エクセンス トライデント 90S など

     
●タックル-2
ロッド:シマノ・ワールドシャウラ2832RS-2
リール:シマノ・ストラディックCi4+ 4000XG
ライン:PE 1.5号
リーダー:サンヨーナイロン/ナノダックスリーダー23.5ポンド

ルアー:ウォーターランド・ディープカッパー20~25g

     ウォーターランド・ロングゲーター15g

     バスデイ・シュガーミノースリム120F など

 

●イトウヒットルアー
 イトウ(1)/ウォーターランド・ジャークソニック65(旧型)

 イトウ(2)/スミス・サラナ80F

 イトウ(3)/ラパラ・CDJ-7