…なんでやろ?
高校2年位から放課後に毎日の様に立ち寄った高校の1つ向こうの駅前にあった喫茶店。
高校は私服やったから学校帰りの喫茶店もあんまり気にしてなかった。
真っ白な壁の店内はグランドピアノの形をした無駄に大きな天板のカウンターと4人席と2人席のテーブルが1つずつ。
南側の大きな窓と西側には横に細長い窓。
照明は天井からぶら下がる電球のペンダントがいくつかだけで、いつもどことなく薄暗い。
その無駄に大きな天板のカウンター席に座ると、西側の細長い窓が目の高さに来て、店の横を走る路面電車が良く見えた。
普段はお金もあんまりなくて大して美味しくもないコーヒーだけで、バイト代が入った時はメニューの中でコレだけは何故か美味しいホットサンドを一緒に頼んだ。
暫く座って店に流れる音楽を聴いたり、マスターと話していると1人、また1人と友人が集まってくる。
うだうだと授業の話とか、部活の話とか、音楽の話とか、楽器の話とか、バイクの話とか、今度ドコ遊びに行こ?っていう話とか、気になる女の子の話とか…してた…と思う。
その頃には太陽も傾いて西陽が細長い窓に…窓のロールカーテンを下ろすと、柔らかいオレンジの光が店内に入ってくる。
僕以外の大半の友人は喫煙者(笑)やったから、白っぽくなった空気に柔らかい夕陽が当たって店いっぱいにオレンジの光が充ちてた。
あのオレンジの時間が大好きで、凄く居心地が良かった…
と、いう事をふと思い出した。
…30年以上も前の話(笑)
あー、こんな事急に思い出して懐かしがってるとは…じじぃになったなー( ノД`)