ミナミのど真ん中にあるまぁまぁな有名店。
カウンターだけで、こじんまりとしてるが
味はナカナカ美味い。
ココはスープのこってり具合や麺の硬さを聞いてくれる店だ。
最近は人気店ほどそういうことは聞かなくなってきている。
スープや自家製麺に自信あるから、あえてリクエストには応えません!みたいな。
まぁ、それはそれぞれ店の拘りっちゅうのがあるので
どちらがいいとか、そういうふうにはオレは考えない。
ココへ来たら大体
「こってり、バリカタ」で注文する。
なんとなくそのほうがカッコエエやん(笑)。
後で胸焼けして後悔したりすることもしばしばあるが
そこはまだブレずに頑張っている。
注文を終え、待っていると
爺さん3人組が入って来た。
そうだな。。。全員70代後半って感じかな。
けっこうなジジィ達だ。
ババァ3人組はよく見かけるが
ジジィ3人組って意外と珍しいかもしれん。
だが3人とも身なりが超ダンディ。
高級そうなスーツに身を包み
全員粋なハットを被っている。
姿勢もまっすぐで、身のこなしも上品この上ない。
どこぞの会社の会長さん達って雰囲気を漂わせている。
新世界で自動販売機に話しかけてるジジィとは大違いだ。
席に着くなり、店員に向かって
「おう若いの、上着はどこにかければいいんだい?」(←弱冠誇張アリ)
「あ、こちらです。お掛けいたしますね」
親切な若僧店員が席までわざわざ行って、ダンディジジィ’sの上着と帽子を取った」
「スマンな」
その言い方までがカッコイイ。
うーむ、オレもこんなジジィになりたいものだ。
「ご注文、何なさいますか?」
「何がオススメかね?」
「はい、ウチはこの『濃厚魚介とんこつラーメン』がイチバン人気です」
「うむ、じゃあそれにしよう」
「ワシもそれでいい」
「じゃあそれを3つ頼む」
と、3人目のジジィが最後に言い放つ。
注文の締め方まで粋なダンディジジィ’s。
カッケーな。
カネも持ってそうだしな。
外で運転手付きのロールスロイスが待ってんじゃねぇのか
って思うくらいの貫禄がある。
魚屋で、ナマの鯛を指で押しまくって
店員に怒られてたウチの爺さんとは大違いだ。
「えーそれと、麺の硬さはどうします?
硬いほうから、粉落とし、バリカタ、硬め、普通、柔らかめがございますが。。。」
「柔らかめ」
「柔らかめ」
「柔らかめ」
んー、まぁそこはやっぱり仕方ないのか(微笑)
おい若いの、そういうのは察して聞くんじゃねぇんだよ。
まだまだ修行が足りないな(ふっ)。
