無接客時代 | 本気!銀玉(マジギン)のブログ

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昔のこと、今のこと、

平成初期はまだ接客という概念がなく、お辞儀や接客用語の指導もなく、出玉運びはお客様自身でした。スタッフの役割と言えば玉詰まり処理と掃除がメインで後はお客様が悪さしないように監視する事でした。しかし自分としては、ディズニーてキャスト経験がありましたので、自発的に自然に接客をしていたのだと思います。ある日、西陣のもちあげ隊を打っていた初老のお客様が固定ハンドルをしていました。固定ハンドルはうるさい会社でした。後輩が注意していたのですが、なんと「お客さん、日本語読めないのか?」という言葉が聞こえてきました。なんかムカってきて、自分はその後輩を店外に連れ出して胸ぐらつかんでいました。主任が止めに入ってくれましたが、なかなか気が収まりませんでした。まぁそんな時代でした。負けた客に帰り道、駅のホームから線路に落とされた事もあります。換金所の近くでナイフで脅された事もありますが、不思議と事件にはならないんですよ。そんな時代でした。でも今となれば味のある思い出です。