2022.3月に子宮筋腫で
腹腔鏡下子宮全摘術を
受けました。
46歳 夫と2人暮らし。
看護師をしています。
手術室で勤務していたこともあり
看護師の目線から体験したことを
つづります。
続きを書く事をすっかり忘れてた
。
なんか、痛い…。
と目覚めた時は病室だった。
病棟の看護師さんと夫が
心配そうにのぞきこんでいた。
手術が終了すると
麻酔から覚醒したことを確認して
病室に戻るハズだが、
手術終了直後のことは全く記憶にない。
そんなことよりも
ものすごく痛い。
どこが痛いのか分からないが
お腹もお股も肩もあちこち痛い。
あれだけ大きな筋腫だから
もしかして腹腔鏡下でなく
開腹手術になったのかもしれない。
こんなに痛いんだし。
夫に術式を確認すると
子宮の上にある10㎝の筋腫が
子宮にガッチリくっついてはがれず
予定より時間がかかったけど
（予定時間は3時間だったけど、4時間だった）
無事に腹腔鏡下で手術出来た
と教えてくれた。
腹腔鏡下手術でもこんなに痛いのか
たった5㎝くらいの傷なのに
ズキズキと痛くてたまらず
まっすぐ寝られずに
どの態勢が1番楽なのか
寝返りを打って
少しでも痛みを緩和しようとした。
（全身麻酔だけだから、寝返りも打てる）
寝返りを打った時に
お腹がグジュグジュと鳴った。
何だろう、この違和感。
空腹でお腹が鳴る、
あのいつもと同じ感覚ではない。
だけど寝返りを打つたびに
お腹が鳴る。
あぁ、これはお腹に残った二酸化炭素ガスだ。
と気付く。
腹腔鏡下手術では
手術がしやすいように
お腹に二酸化炭素ガスを注入して
お腹を膨らませて手術をする。
そのガスがお腹に残り、
グルグルとお腹が鳴っていると予測。
このガスが移動する感覚も
人生初で、ちょっと気持ち悪い。
相変わらず、
痛みでおとなしく寝ることが出来ず、
寝返りを何度も打つ。
しかし寝返りを打つ時も痛い。
じっとしても痛い。
何をしても痛い。
こんな痛みは初めてだ
。
お腹も痛いけど
尿道カテーテルの違和感もハンパない。
よく若い患者さんが
術後、尿道カテーテルの違和感を
訴えていたけど
今ならよく分かるよ、その気持ち。
早く、カテーテルを抜いてほしい。
そして、めっちゃ喉が渇いた。
ちょっとお水も飲みたい。
一体、今何時なのか聞くと
19時30分だった。
お水を飲みたい、と伝えたが
朝までダメだと看護師さんから言われた。
。
朝まで、この状態。
めっちゃ長い。
痛み止めの注射をお願いした。
少しでもラクになるかと思ったが
あまり変わらない。
痛み止めの注射は
間隔を空けなければならない。
次は夜中の2時に痛み止めが使える
と看護師さんが教えてくれた。
寝返りを何度も打つ為、
足の血栓防止予防のフットポンプのホースが
何度も外れてアラームが鳴る。
その度に看護師さんが
ホースの接続をしてくれる。
（何度もありがとうございます）
弾性ストッキングを穿いた上に
フットポンプを装着しているので
蒸れて不快感も増している。
時計がないため時間も分からず
巡視に来た看護師さんに
時間を尋ねては
まだ時間が経ってないことに
絶望しながら
朝が来るのが待ち遠しかった。
明けない夜はない。
とんでもなくハードな夜勤の時に
そうやって励ましながら
働いていたけど
まさか、こんな時にも思うなんて。
痛みを我慢出来ずに
夜中2時に注射をお願いする。
寝返りを打ちすぎて
吐き気まで出てきた。
しかし、胃が空っぽの為で何も出ない。
吐き気止めの注射もしてもらう。
もうぐったりだった。
術後ってこんなに辛いんだと
体験して初めて分かった。
同意して手術を受けているのに
私が寝てる隙に一体何をした⁉️
という被害者意識まで出てきた。
痛みと辛さがずっと続くと
心も荒れる事を知った。
痛い、辛い、ばかり書いてたので
富士山麓のマイナスイオンでも