看護師になって25年。
そんな節目の歳に巨大子宮筋腫で子宮全摘術を

受けることになった。



小さい頃はドラマで手術のシーンがあれば

目を背け、

「手術を受けるくらいなら死を選ぼう」

と真剣に思っていた。



そんな私が初めて本物の臓器を見たのは

30年前。

当時、高校2年生。

母の摘出した子宮だった。

(母も子宮筋腫だった)



母の手術が終了したので

家族は手術説明室に入るよう促された。



祖父、父、私、そして当時中3の弟が

その部屋に入ると、

テレビでおなじみの手術着を来た主治医が

採れたてホヤホヤの子宮を

ドンっとテーブルに置いて

手術が無事に終了した事を伝えた。



衝撃だった真顔

けど、同時にものすごく心を奪われた。

ものすごく崇高に見えた。

(ちなみに弟はショックで夕食食べれず。

そりゃ、まさか臓器が出てくるとは思わなかった笑い泣き



今まで、手術のシーンを見るのが

めっちゃ怖かったのに

人体の不思議に魅了されて

看護師を目指すことになった。

(小さい頃から母から25歳になったら1人で

独立するように言われ続けたのもあるけど爆笑



看護学校を卒業し

総合病院で16年働いた。

消化器外科病棟7年。

手術室8年。

循環器内科病棟1年。



うっかり結核を患い

総合病院での勤務が苦しくなり退職。



退職する前に

理想の勤務先についてノートに書いていた。

こうだったらいいな飛び出すハート

とワクワクしながら書いたものだった。



給料は○万円くらいで

日勤のみで

正社員で

家から近くて

おやつも食べれて

楽しく働けて

自然を感じられて

昼寝も出来るところ。



そんな職場はない!と言われたけど

理想通りの職場に転職出来た。

それはデイサービスだった。

今もデイサービスで働いているニコニコ



手術を受けて5ヶ月になる。

経過は良好で元気に過ごしている。



せっかくなので記録に残したくなり

ブログを書くことにした。




関係ないけど久しぶりに食べたアサイーボウルが美味しかった。