さきこさんの広島についての記事。


読んでて私の中の何かがジーンとした。


広島、本当に静かで美しい街だった。


今まで何度も広島に旅行に来ていた。


でも平和資料記念館を訪れたのは


中学生の時の家族旅行だけだった。


その時の印象は


とにかく悲惨で壮絶で怖かった。


だから、


一度、行ったからもう充分だと避けていた。


悲惨なものは見たくなかった。



今回も平和資料記念館に行く選択はなかった。





(ひろしま美術館の敷地にあった和平の像)


さきこさんの記事を読んで


改めて平和資料記念館に行こうと思った。


あの日から今までの広島を


ちゃんと知りたくなった。


ふと


知覧特攻平和会館に行った時のことを


思い出した。


特攻出撃前に書いた手紙の展示。


お母さん、泣かないで下さい。
私の心は日本晴れのように晴れやかです。


まるで習字の見本のように美しい文字。


当時の私はそれを読んでボロボロ泣いた。


可哀想!
まだ若くて夢も希望もあったのに!
死にたくなかったのに!


当時は可哀想としか思えなかった。


はたして、それは本当なのか?と浮かんだ。


その方の真意はその方しか分からない。


もしかしたら、


家族や大切な人を守るために


特攻を選んだのかもしれない。


本当に清々しい気持ちだったのかもしれない。


誇りを持っていたのかもしれない。


勝手に可哀想と決め付ける事は


とても失礼なことだった。


もう、そんな決め付けをやめる。


ニュートラルな気持ちで


平和資料記念館を訪れたい。


さきこさんが言うように


広島と言えば、


原爆、悲惨という設定が


美しい、静か、設定変更仲間と出会えた街


と私も設定変更しました。


この事に感謝しますほっこり