禅寺の山の斜面の桜坂
石塔婆に手を合わせるのを号令に
風の散らしむ花の吹雪かな
仏教の中でも、道元ゆかりの禅宗。
数年前、歌舞伎役者の演じる道元の邦画がありました。その中で、苦労して渡った中国の理解できない中国語での会話のシーンがあるのですが、何を言っているのか理解できないにも関わらず、いきなり大量の涙がとめどなく流れた事がありました。
自分という個人は何もわからないけど、太古からの記憶を受け継いでいる魂のレベルでは、何かを思い出したようです。
でもわからなくていいと思っていますよ。全部思い出したら、今を生きる事、できなくなっちゃいますからね。動画の花びらが一斉に散りはじめたのも、室町時代の石の卒塔婆に手を合わせた直後でした。過去からの何かのメッセージかもしれない。何のメッセージかはわかりませんが、ありがとう、ありがとうと言いました。
それでよいのだと思います。合掌。