うちの実家は黒猫を飼っています。
僕が中学の時に友達とプールで遊んだ帰りに、生まれて日が浅い子猫がニャ〜、ニャ〜と僕の足にスリスリしながらついてきました。
うちの実家は親が子供の頃に飼っていた犬が亡くなった時にむちゃくちゃ悲しい思いをしたから、動物を飼うのは禁止でした。
悲しみたくないから。
でも連れて帰りました。
当時動物を触れなかった僕を見て、友達のアッくんが言いました。
「俺ネコ飼ってるからすぐ懐くから任せて。」
頼りになるな〜。
W杯の時に「今日はみんな家で日本代表の試合観てるから本屋に人いないからエロ本買いに行こう。俺が買うから任せて。」と言っていた時くらい自信に溢れていました。
ちなみにW杯の時は普通にめちゃ人がいて、ビビったのか人目を気にしながらタイトルだけ見て「あんま良いやつないな〜。」と何も買わずに帰りました。
そして猫にはおもっきりシャー!言われてました。
アッくんのポテンシャル。
そしておかんに猫を拾ってきたと言うと、見ないようにしながら「愛着わく前に戻してきなさい!」と言われました。
猫を見せました。
ニャ〜。ニャ〜。
愛着が湧きました。
そしてお兄ちゃん2人も同様に愛着が湧いて、みんなでお父さんに頼み飼い始めました。
この可愛いメス猫に名前を「花」とつけました。
覚えさせる為にいっぱい名前を呼びました。
「花ちゃん。はな〜。」
次の日に病気がないか病院に連れていきました。
病気はありませんでした。
男性器がありました。
その日から名前は「じじ」に変わりました。
トイレを覚え。
名前を覚え。
エサをくれる人に媚びを売ることを覚え。
爪研ぎを覚え。
脱走を覚え。
【誰かが家を出るとたまに脱走するんですが、追いかけてくるか振り返りながらほど良い距離で脱走します。
1度だけ兄貴が家を出た時にじじが脱走したのに気付かず、30分くらい後に僕が外に出たら、蜘蛛の巣をつけながら「なんで追いかけてけえへんの?捨てられた思いますやん。」と言わんばかりにか弱い声でニャ〜と甘えてきました。
いや本気で逃げる気ないなら脱走すな!】
そしてかけがえない家族になりました。
犬の名前。
チュッチュ。
いや、ネーミングセンス!!!
チュッチュて!!
という気持ちは各自の胸の中に納めていただきたいと思います。
昨日の朝、じじが亡くなりました。
17歳になるのかな。
おかんから
「今朝じじが亡くなりました。」
とラインがきました。
なんか朝からこのやり取りしながらめっちゃ泣きました。
やっぱりペットと言うか、家族やから。
お母さんに最後にじじ見せてと言って送ってもらった写真には、お花と好きな食べ物に囲まれ深い深い眠りについているじじが写っていました。
じじ、大好きやで!!
いっぱい幸せありがとう。
生まれ変わっても見つけて拾ったげるからな。
最後に一言。
ブログおもっ!!!
次はふざけたブログにしま〜す。