過日、今年、関心を持っているテーマ「京都・丹波」について、お話をして参りました。

郷土歴史研究者でもある弟に丹波と皇室、いや日本国建国において丹波が果たした

歴史的影響などのレクチャーを受けて以来、ドンドン京都丹波への関心が沸いてきたのです。

さらに、その未発掘の宝の如く秘めたロマンと魅力を、ツーリズムに活かすことができないか?

と思案を巡らせ「京都丹波アドベンチャーツーリズム構想」をまとめ、

企画案をお話させていただいた次第です。

 

近年のOTA(オンライントラベルエージェント)のシェア拡大により、旅行商品取引も大きく変化してきました。

まさにIT化の進歩は凄まじいです。

 

保津川下りの世界市場における価値をリサーチしていても、世界のリバークルーズの販売取引は

ほとんどがOTAで販売されています。

しかも、リバークルーズ単品売りではなく、地域・まちぐるみの観光とセットで販売されています。

 

ヨーロッパ・ベネチアのゴンドラをはじめ、アジア・ベトナムの古都ホアルー・タムコック渓谷川下りや

ホーチミン市のメコン川クルーズ、フィリピン・マニラのパグサンハン川下りなど、

川下り・リバークルーズ単品の価格は、街の観光・食事・宿泊も含めた料金設定に含まれているのです。
それでも一人当たりの乗船料金は100$をゆうに超える価格などざらです。
 

この流れを取り入れれば、保津川下りは京都丹波という地域のツーリズムの中で

「自然」「アクティビティ」の構成要素となり、歴史文化も創出できる
強固なコンテンツに位置付けられます。

豊かな自然と大地に温泉が湧き、長き歴史文化を有し、

食とアクティビティの宝庫である京都丹波は、

地域・まちまるごと世界へ通用する

アドベンチャーツーリズムのメッカになれる可能性と

その潜在的魅力が十分あると確信するに至りました。

 

あとはプロデュース力を磨くだけでしょうか。

 

題して「京都丹波アドベンチャーツーリズム構想」

~千年の時を超え、古代丹波国の風景へタイムスリップ~

歴史と自然が織りなす好奇心沸き立つ冒険と学びの旅。

 

この構想は、単なる観光事業だけではなく、地域活性化や文化継承、環境保全など、

様々な課題解決にダイナミズムを持って貢献できる可能性を秘めている、確信するのです。