あれ?
私のジープちゃん、走り出す為にサイドブレーキを戻すと戻っていない感じ
走り始めがちょっと重くて「パキッ」と音がしていました
んんっ、と思いながら数日たったある日、
お買い物が終わって走り出したら
バキンと、大きな音がして走りが非常に重くなってしまいました
走るとゴォォォォと音も凄い
そして100m程走ると車体の下から煙がモクモク
サイドブレーキの操作時に異音がしていたのと、車体の下からなので、これはどう考えてもサイドブレーキのシューの剥離ですな
周りの旧車乗りの間でも聞いた事がある症状で、さすがにこのジープも30年程前の車なのでシューの接着剤の劣化での寿命でしょう
原因不明なら不安なだけですが、今回は予想ついた事なので、まあ、ある意味、良いネタを提供してくれたと言うことで
取り敢えずブレーキを引きずったまま、だましだましお家に帰ったら、お休みの日まで徒歩通勤でやり過ごし…
楽しい楽しいお休みの日がやってきました
さあ、点検、点検っと
ジープの場合、サイドブレーキは車のお腹の下にあるので段ボールを敷いて潜り込みます
いやいや、駐車場が傾斜しているのでジャッキをかける事自体がキケンとも言う
プロペラシャフトの途中にサイドブレーキ用のブレーキシステムがありますよ
センターブレーキと言う様です
あ~、やっぱりです
シューからフェーシング(摩擦材)が剥離してブレーキの中に噛み混んでしまっています
↓これは剥離して無くなっている方(隙間が開いていますね)
取り敢えず噛み込んだフェーシングを除去すれば構造上は走れる(サイドブレーキは効かないけど)訳で…
隙間からマイナスドライバーとハンマーで割って除去する作戦
よし、上手い事いきそうだ
少しずつ除去していきます
ふう… ふう…
ようやく全て取り除きました
よ~し、取り敢えず走れるようになりました
もちろん、サイドブレーキは全く効きません🤣🤣🤣
あとはディーラーさんに持ち込んでお願いしようと思っていましたが、多忙だそうでGW明けまで作業出来ないとの事…
1ヶ月もそのままだとクラシックカーミーティングにも間に合いませんし、 その間サイドブレーキが効かないままと言う訳にもいきませんので自分でチャレンジしちゃいました
色々トラブル発生と手が激しく汚れたりで画像はありませんが、なんとか出来ましたよ~
あるのは作業が終わってから撮影した外したシューの画像のみ
今回交換したので、この部品はこれでまた30年程使えそうですね
よ~し、次は予定していたカスタムが待っています