サーモスタットを換えるもあまり暖まらない我がジープちゃんのヒーター








お正月で福井に帰ってきた機会にアレを確認して、ナニをしようと思うのです



まずはクーラントを抜き取り





この2本のホースがヒーターホース

ヒーターへ行くのと戻るやつでして

ここに気になる点があるのです






さぁさぁ、ヒーターホースを外します





さぁ、外れましたよ~

先日からちょいと気になっていたのがこのホース達




モミモミすると

パリパリ、パリパリ、と何かが剥がれる様な音がしてきます


そして、片方から水を送って




排出すると~





うぎゃ~!!

錆びの様な物がたっくさん出て来ました




エンジンは鉄やアルミで出来ているのでクーラント(冷却水)にはそれらを錆びさせないように防錆剤も入っています。

ただ、何年も換えなかったり、減ったからと水で補充していると防錆性能が低下し、錆びが発生し易くなっちゃうのです

さらに水で補充すると、そこに含まれるミネラル分も結晶化し易くなり、水垢が出来やすくなってしまいます

ホースやヒーターの中で生成された水垢が、長年に渡る熱で固形化して徐々に水の流れを滞らせてしまいます

今回はそんな予想からの確認でしたが、悲しくも正解のようですね


で、今回やってみようと企んでいるのが


サンポール洗浄

サンポールと言えば
「1が効く、2が効く、酸が効く」のキャッチコピーの通り、塩酸が入っています


そして、理科の実験でやりしたよね

「サビた釘を塩酸に漬けるとシュワシュワ泡が出て、錆びが落ちる」とか

「石灰石と塩酸で二酸化炭素が発生する」とかね~


まずは実験です

この排出された物が、錆カスや石灰化した水垢であるならば、酸に反応するはず

と、言うわけでジョワっと一垂らし…




シュワワワ~





うひゃ~、ほんの数秒で真っ白く発泡してきましたよ爆笑爆笑爆笑

この排出した錆の様な物は酸にしっかり反応する事が確認出来ました


と、ゆー訳で豆乳投入です

サンポールは独特の臭いがしますので、私は他社さんので実施します



ヒーターホースからドボドボ~



ラジエターも底の方に錆が溜まっている可能性があるのでラジエターにもINします





やりすぎるとラジエターやヒーターコア自体に穴が開く可能性があるので放置時間は30分で排出しましたよ


酸が残っているとジワジワ腐食が進む可能性もありますから何度も水道水ですすいでおきましょう




この時にサンポール洗浄で落ちたと思われる錆びカスがさらに排出されましたよ

これは期待大チューチューチュー





しっかりすすいだら最後にクーラント液を入れて、エア抜きして完了です


エンジンかけて、漏れが無いのも確認してアイドリングする事、数分

ほわ~っと暖かい風が!!

さらにしばらく走るとぽっかぽかの温風が出て来ましたよ爆笑爆笑爆笑


まあ、ジープは幌なので隙間風も多く、現在の快適な車とは比べるまでもないのですが極寒のドライブから解放されて何よりです

車内が小春日和になりました~チューチューチュー



ちまちまと何本も買うより5Lを買った方が楽ちんです