大正時代の製造という事が判明した川北電気製作所の扇風機








さあ、バラしていきますよ~


年代物のため、ネジがサビて回らない可能性が高いです。


見えるネジ、分解する事になる部品の嵌め合い部分にオイルを挿していきます



使うケミカルはWAKO’Sの「ラスペネ」

以前、某有名浸透潤滑剤では緩められなかったサビたネジが、これをかけて数分おいたら緩められた事があり、それ以来のお気に入りです

細いネジなので力を入れた途端にねじ切ってしまう可能性も高く、最初からコレで万全を期しておきます。

コレで折れるなら仕方ないと言うことで




 

 

この年代なので塗布してからじっくり時間をおいて十分浸透させてからネジを緩めます




最初はファンと、ファンガードを外して





お次は本体の分解です





ヘッドはネジを緩めるだけ




メインは土台の分解です


うひゃ~、サビサビ(;^_^A

中が恐ろしくなってきた






パカッ

うぎゃ~!!

鬼のようなサビが出て来ました





そして、松下幸之助が作った(はずの)スイッチ部の土台が!!






ネジが錆びてしまい、ドライバーが掛からないのでリューターでマイナス溝を切っていきます





回せる様になりましたが、回したら折れてしまいましたえーんえーんえーん
内部がサビサビになるくらいなので仕方ありませんね




でも、おかげでスイッチ部分が外せました

が!!

ここも魔の巣窟(;^_^A




さあ、あのスイッチユニットを外そう

オリジナルの配線を傷めないようにそおっと




これが「スイッチユニット」



コレの外周部の土台部分をパナソニック創業者、松下幸之助が作った(と、思われる)部品

創業当時に倒産の危機を迎えていたそうで

それをこの部品の受注により持ち直したと言ういわれがあるそうですよ




さあ、お次はヘッド部分の分解に進みます