こんにちわ、8月です
この作業もE/G作業の担当なのでこれがラストです
途中作業出物があったりして道具GET
何時も作業終わってからなんだよねw
擦り合わせの時短ツールです。
吸盤が肝心なので、実績の有る奴を組み合わせました。
次活躍するでしょう。
作業場の続きです。
ラストはマニュアルテンショナーに交換と
点火時期設定です
マニュアルテンショナーの方は
分解した時のチェーンの張り位置で、
純正オートテンショナーは今回交換した新品のチェーン張り位置です。
今までの古いカムチェーンまあまあ伸びてます。
1200系のE/Gは、パルシングコイルが1個がデフォルトなので
DYNA系のピックアップを付けるには専用ステーが要ります。
こんなもんかな?と暫定で仮組です。
圧縮が10.5:1から12.5:1に、
コンプレッション計測が12kgから16kgに
なって、燃焼速度が速くなるのを見越して今までより遅角します。
DYNA2000の動作確認用ハーネスを取り付けて設定。
近似値の圧縮比、排気量の最近のバイクの点火時期を参考に
今までより10°戻しの位置でSET
後は左右のカバーをして完成。
完成です。
見た目はシリンダーがシルバーになっただけですが、
中のパーツは総入れ替えです
まぁまぁ長かったですね。
多分このメニューを上回る作業は今後無いと思いいます。
想定馬力は、排気量から換算すると後輪170馬力~ぐらいの筈です
丁度ドクター須田ZZRボンネビル号と同じ排気量です
ボンネビル号はヨシムラST-1(245°)ですがこれは更にハイカムなので
更に上ですが、オルタネーターやバランサー搭載してるので控え目の予想数字です
(28年前1100系で1200cc越えは凄い仕様でした)
今後車体に搭載して走るとクランクケースや駆動系の強度と熱が問題になります。
私はこのE/Gを引き渡して終了です。
人生お一人様1度きりなので、好きな事は出来る範囲で体力が有る内にやった方が良いと思います
機械式制御のZZR系で好きなパーツの組み合わせで乗れるのも今後どんどん厳しくなっていくと思うので
今が丁度いいタイミングでしょうね。
そのお手伝い作業でした。
勿論ボランティア作業じゃありませんw
仕様 ()内は今までのスペック
ベースE/G ZZR1200 ZXT20C
排気量 1224cc (1164ノーマル)
圧縮比 12.5:1 (10.6:1ノーマル)
カム作用角 260° (245°ヨシムラST-1)
ポート研磨、中川商会R-Shotメタル、H断面コンロッド
子供達も夏休みに突入したので
少しゆっくりします。