札幌近代美術館へ
楽しみにしてた諸星大二郎展」に
行ってきましたお願い



20代の頃に諸星作品を初めて読みましたが、到底凡人の私には、なかなか理解することが出来ず、見たことのない独特の世界観と独特の絵柄と独特な発想力😅 


どこをとっても驚きで、恐ろしく
グロテスクながらも興味をそそられる作品が
多いのでありました。

        諸星大二郎 初期短編集1973年


そんな諸星大二郎さんは、手塚賞入選した「生物都市」があまりの面白さに、とても無名の新人の作品とは思えないとして盗作と思われたり、


独創性の強い画風から、アシスタントに「どこをどうアシすればいいか分からない」と言われたり(笑)


「自分が真似できない絵柄はない」と言っていた手塚治虫先生が諸星さんの絵だけは描けない」と言った話や


信仰が深いマンガ家、星野之宣さんが初めて諸星さんの部屋に行った時「本棚に自分が持っている本と同じものが並んでいることに苦笑した」などなど、おもしろエピソードがたくさん😅


高橋留美子さんの「うる星やつら」の諸星あたるも諸星大二郎が由来だったり。


とにかく多くの偉大な漫画家達が一目を置いてる諸星大二郎なのでした。



そしてなんと、先日浦沢直樹の「漫勉」が諸星大二郎さんだったので、最高のタイミングでめっちゃ嬉しかったです❣️ ご本人は穏やかでとてもマイペースそうな方でした。


デビュー50周年✨✨ずっと描き続けているそうです。





諸星大二郎展には、漫勉も2回見て漫画も読んで予習して行ったので、展示会はかなり
楽しめましたお願いお願いお願い

「友情・努力・勝利」がコンセプトの週刊少年ジャンプで「妖怪ハンター」を連載していたのも驚きましたが😅考古学や民俗学などに精通した独特の世界観の作品が多く、改めて原稿の書き込みが凄すぎて目が釘付けでした😳

ただ、内容とボリュームがすごくて3時間かかり、ヘトヘトで何回かイスに座り休憩を
とりました😅







1974年〜1981年までの作品を集めたのSF短編集
              「夢見る機械」

諸星先生のカラーの色使いがとてもキレイで感動しました🥺✨✨




不安の立像


子供の遊び


袋の中

「食事の時間」「不安の立像」
「子供の王国」「復讐クラブ」、「子供の遊び」「袋の中」など、オススメ出来るかはわからないのですが😅 気になりすぎて読まずにはいられないのですが、どれをとってもなんとも言えない後味の作品が多いのであります。


ふとした日常から生み出される不安や不信や孤独、、。得体のしれない闇の世界を描く作家、諸星大二郎なのでありました。



読んでくださってありがとうございますお願い