ブログ連投です。
今思うことを書こうかなと思います。
中国に来て3ヶ月が経とうとしています。
と言っても、ちょくちょく日本に帰ってますが。笑
僕自身にとっては初の海外生活。
30代が近づいた頃には、海外でプレーすることはもうないだろうなぁと思っていました。
これまで海外にはたくさん行きました。
この前数えましたが国数にして16ヶ国。
回数にすると30回以上は行ったのではないでしょうか?
もう10年パスポートの余白がわずかになってきました。
でも、住んだことはありませんでした。
もちろん留学したことも。
そんな僕が初めて住む海外が中国になるとは思ってもいませんでした。
大連という地名自体、チームからのオファーがあるまで知りませんでしたからね。
中国のイメージと言うと、日本人はあまり良くないと思います。
反日のイメージも強いと思います。
実際僕も当初中国に対して良いイメージはありませんでした。
でもだからこそ、実際に行って確かめたいという気持ちもありました。
実際に住んでみての印象ですが。
僕が想像していたものとは違いました。
大連という土地柄を差し引いても、良いイメージに変わりました。
確かに、マナーが悪いとか、並ばないとか、声が大きいとか、日本人からすれば不快なものはあると思います。
でも、よく考えてみて下さい。
生まれた時からその環境で育って、そういう教育で大人になったら誰でもそうなりますよね。
要するに、これが中国の当たり前なんです。
日本は本当に素晴らしい国だと思います。
マナーが良い、町も綺麗、人を思いやる気持ち、その他たくさん。
世界的に見ても日本は模範の国だと思います。
でも、その日本の当たり前が中国では当たり前ではありません。
日本の当たり前は日本の当たり前、中国の当たり前は中国の当たり前なんです。
これをお互いに押しつけることは良いことだとは思いません。
だってその環境でずっと育ってきた人に、急に変えろと言っても無理がありますから。
日本人からすれば、マナーが悪いとか汚いとか思うようなことも、中国人にとってはごく普通のこと。
これを受け入れる必要があると思います。
もしあなたが中国人の子供に産まれたとして、中国で中国人の両親に育てられたとして、大人になった時に日本人のように振る舞えますか?
絶対に無理だと思います。
中国の当たり前が当たり前になっているはずです。
だからこそ、否定的な見方から入るのはやめるべきではないでしょうか?
その国の国柄として見るべきです。
僕は中国人は冷たいというイメージを持っていました。
でも満員のバスに乗っていたら、老人や子供に席を譲っている人がいました。
先に入った人がドアをおさえて待っててくれました。
温かい人はたくさんいました。
日本ではたくさんの反日のニュースが流れていますよね?
国旗が燃やされたり、デモがあったり。
僕も中国に行くという発表があった時に何人かの人に心配されました。
大丈夫?危なくないの?と。
でも、そんな反日感情を持っている人はごく一部です。
中国人に聞いたら、そんなデモがあることすら知らない人もいました。
気さくに話しかけてくる人の方が多いです。
日本に興味を持っている人も多いです。
試合では日本語で話しかけてくる観客もいます。
ですから、このブログを読んだ方には中国のイメージを変えてほしいなと思います。
同じアジア、そして隣国なんですから、いろんな面で協力関係であることが望ましいと思います。
異国の地で生活するということは、大変なことが多いです。
言葉の壁、文化の壁。
1日1言も日本語を発することなく終わる日もありますからね。
海外で選手をしたことがある人はみんな経験するであろう寂しさ。
時間の使い方。
暇な時間たくさんありますからね。笑
もう日本のドラマや映画、本をどれだけ見て読んだことか。
これも含めて海外生活。
一人の人間として大きくなるチャンスがあると思っています。
もっと若いうちに海外に出ておくべきだったかなとも感じました。
でも、海外にいようが、国内にいようが大切なのは今自分がどうやって成長しようとするのか、なにを目指しているのか、そこを明確にすることのほうが大事だと思います。
その点、海外にいると自分の時間が本当にたくさんあるので、自分を見つめ直す、自分と向き合う時間にあふれています。
今は自分にとってそういう時間が必要な時期だったのではないかと思います。
長くなりましたが、今中国に来て思うことをずらずらと書きました。
読んでくださった方々ありがとうございます。
また更新します。
日本ではFリーグが佳境を迎えていますね。
プレーオフ争いがいつになく混戦ですね。
古巣の府中にはプレーオフに進出してもらいたいと思います。
皆さん、見所いっぱいの終盤戦を是非観戦しに行って下さい。
最後に、同い年であり府中でチームメートだった晃が大怪我をしました。
ショックですね。。
本人が一番悔しいと思いますが、意外とケロっとしてるみたいですね。
まあ、あいつは元々弱みを見せる性格ではないですから。
早く治して復帰してほしいと思います。
来年のW杯には絶対間に合わせようとしてるはずですから、アジア選手権では必ず優勝してW杯の出場権を獲得したいと思います。
その前に、代表メンバーに残らないとその舞台にも立てないのでしっかりと結果を残して選ばれるように僕も頑張りたいと思います!
よし、明日からも頑張ろう!
では、また~”