マルキーニョ! | フットサル日本代表 府中アスレティックFC 渡邉知晃オフィシャルブログ「Valuable Things」Powered by Ameba

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こんにちは!

前回の記事にも書きましたが、今季オーシャンズの一員として一緒に戦ったマルキーニョが今シーズン限りで引退することになりました。

20年間の現役生活の最後に日本を、そして名古屋オーシャンズを選んでくれてありがとうという思いが強いです。

本当に寂しいですが。



マルキーニョはスペインの名門インテルで10年間プレーし、キャプテンも務めていました。

インテルはサッカーで言うバルサみたいなチームですね。

ヨーロッパで獲れるタイトルはすべて獲ってきた選手です。

ブラジル代表としても活躍し、ワールドカップも優勝しています。

そんな素晴らしい、世界的に有名な選手が日本でプレーしたということは、日本のフットサル界にとって非常に大きなことだと思います。

毎日一緒にトレーニング、試合をした僕らオーシャンズの選手は、さらに大きな経験をさせてもらいました。

そんな偉大な選手マルキーニョについて、1年間一緒にいた僕だからこそわかることを伝えたいので、マルキーニョについて書きたいと思います。



まず、マルキーニョは日本そして日本人に対してリスペクトがとてもありました。

日本のことをいろいろ聞いてきたり、日本人についても聞かれたことが多々あります。

日本のことをいろいろ知ろうとしていました。

何回も一緒にご飯にも行きましたし、買い物にも行きました。

天下一品にも連れて行きました。笑

以前話をした時にマルキーニョが言っていたのは、「プレーする国を知ろうとするのは、その地で成功するには当たり前のこと。」

なるほどなと思いました。

日本語もたくさん覚えていましたし。

多く日本の文化に触れようとしていました。

ディズニーランドにも行ったみたいです。

僕もブラジルの話をいろいろ聞きました。


そして何より、マルキーニョの人間性はとても素晴らしかったです。

とても気さくです。

自分から周りの選手に積極的にコミュニケーションをとっていました。

練習以外の時間に良くふざけたりしていましたが、わざとだと思います。

距離を縮めるために。

自分より一回りも違う若い選手たちとも、変わらずに接していました。

名前を覚えるのも早かったです。

サテライトの選手まで。

マルキーニョ程の選手だったら、少し気取った所があってもいいと思いますが、そんなことは一斎なかったです。

練習もさぼりません。

年齢的にフィジカルのトレーニングなどきつい時もあったと思いますが、すべてこなしていました。



大事な試合の前、試合中に劣勢になった時、ハーフタイム、連敗後のミーティング。

重要な時に的確な言葉をチームに伝えていました。

時に監督のアジウもマルキーニョの言葉を引用していたくらいです。

特に印象に残っている言葉は、2点差をつけられて迎えたハーフタイムに言った言葉です。

「一度に2点を入れることはできない。だから1点ずつ取って行こう。」

2点という点差だと、どうしても早く点を取らなきゃという気持ちに焦りがでてしまう状況でも、冷静に1点ずつ取っていこうというメッセージだと思います。

こういう一つ一つの言葉にも重みがありますよね。

試合中にキレちゃうなんてことはありませんでした。

熱くなることは当然ありますが。

プレーのアドバイスもしてくれました。

どれも勉強になることばかりでした。

今あるのは本当にありがとうという気持ちだけです。

選手権の大分戦の後半開始早々のゴールは一生忘れません。

一緒に一年間プレーできたことを誇りに思います!




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最後に一番印象に残った言葉を。

「ボールを持った時は、このピッチ上で自分が一番と思ってプレーすること」




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Obrigadoマルキーニョ!!




では、また~パー"






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