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オレンジでいず

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アイカツ!3期もいよいよ大詰め。

先週のトライスターの復活回は本当に濃厚な30分間で、かえでちゃんユリカ様が邂逅する序盤で早くも泣いてしまったアイカツおじさんです。

ソレイユが全国ツアーへと旅立ってから、スターライトには新入生が入り、交換留学生が来て、と少しずつあかり世代へと風向きが変わってきました。

ただ、ステージする場としてはユニットカップが最大値だったのかな?という気も。
オフ回が多かったし、ツアーから帰ってきたソレイユがスターライト学園祭を発案したときも、正直回収できるのかな?という感覚が頭をもたげました。

まだその時にはルミナスは結成されていなかったわけで、二人組のユニットの方がダンディバをはじめ市民権を得ていましたから。

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ただ、アイカツ8で落選したひなきちゃんをフィーチャーした147話が僕にとって一つのターニングポイントになりました。

ひなきちゃんの真面目で優しくて、でも周りを見れすぎてしまって、自信がなかなか持てなくて。そんな内面を時間かけて描いてくれて新条ひなきがまたさらに好きになりました。

そしてスターライト学園祭は、ぽわぷり回、バニラチリペッパー回、そして前述のトライスター回。
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ドリアカもゲストで登場!

ノスタルジアをくすぐりつつ、前回のトライスターとぽわぷり回のしおんちゃんについての描写は1,2シーズン+映画からまた一つ進めた素晴らしい内容でした。

そして、スターライト学園祭も最終日。

ルミナスとソレイユが登場です。

【以下ネタバレあります】




学園祭の合間にひたすら練習を(トランポリンを)する姿が一ヶ月に渡って映されていたルミナスの3人。

ユニットアピールの完成度を高めるべく彼女たちは跳んでいました。

結果から言うと、学園祭の1位はソレイユ。2位はルミナス。3位がトライスター。
この順位に対しての反応は色んなところで出てると思うから言わないでおきます。


前述したように、学園祭の3人組ユニットの描きこみはなかなか濃厚でした。
役者活動を優先してこれまでのイベントになかなか参加できなかったしおんちゃんの初CGをベースに、ドリアカも中継参戦したぽわプリ回。

ひなきちゃんがルミナスに入って、弾き出された珠璃ちゃん…をフィーチャーしたわけではないけども、まどか、凛の面倒見ながら、時に支えられて、のバニラチリペッパー回。正直この回は曲含めて残り物感が拭えなくて、ドレスのパートを引きずりすぎたかな。

そして、かえでちゃんユリカ様の再会から美月さんを説き伏せてのトライスター回。何か達観した感のある美月さんが綺麗なほどに、「不自然で理不尽な解散の仕方をした」トライスターの復活をまとめてくれました。
かえユリの素晴らしさについては話すと長くなるので割愛します。


こうやって各回1ユニットずつ描写していたのでてっきりルミナスとソレイユについても1話ずつ割いてくれると思ってました。
それが極論すれば2つのステージと結果発表だけです。これじゃあそりゃ尺が足りないわけです。

ソレイユに至っては最後にポッと出てきて最高のダイヤモンドハッピーを歌って、当然のように1位を掠め取っていったわけです。

結果発表でいちごちゃんが話したコメントはとってもいい内容だっただけに、これだけじゃノスタルジーと125話の回収とソレイユがソレイユである喜びの再確認としては物足りないのです。

あおいちゃんなんて「穏やかじゃない」しか言わなくて残念でした。「穏やかじゃない」はハイテンションでバーッと喋り倒す姐さんがあってこそ生きると思うのです。

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でも、多分一番気の毒だったのはルミナス、特にあかりちゃんでしょう。
3期終盤は自身にスポットが当たることがほとんどないまま学園祭を迎え、特訓に臨むあかりちゃんは結果を出さなくては、という悲壮感ばかりが漂っていました。

125話でスターライトクイーンになるといちごちゃんに宣言し、その前の映画でも私のところまで上っておいでといちごちゃんに諭されたあかりちゃん。

その割に彼女が頑張って殻を破る回はほとんどなくて、1年生やユニットカップ、留学生の喧騒の中で立ち位置だけが上がっていくっていう視聴者が少し置いてきぼりを食らう描写でした。

落ち込むひなきちゃんや明るいまどかちゃん、ネタキャラに近いここねちゃんや珠璃ちゃんを見守る保護者的なあかりちゃん。

弱さを見せずに、いつもニコニコしてる一方で、誰にも甘えることができなかったのかな?という点が不憫でなりません。

主役として上に登らなきゃいけない。でもいちごちゃんのように破天荒な部分が描かれるわけではない。
それはあかりちゃんが普通の女の子である証拠なのかもしれないけど、僕は普通の女の子の普通の努力や普通の弱さをもっと見たかったです。


スターライト学園祭を終えた夜、体育館の前でうつむくあかりちゃんの前にスミレちゃんとひなきちゃんが現れます。

あかりちゃんは声を絞り出しました。

「苦しかったのに…」
「苦しかったのに……!」
「でも…でも!」
「全部素敵だ‼︎‼︎」

これにはグッときました。
苦しかった、とは学園祭に向けた特訓にかかったものなのか。それとも3期全体を通してのものなのか。

もし後者なのだとしたら、アイカツ製作側からのあかりちゃんに対する一つの労いと言えるかもしれません。
だから僕はそう捉えることにしたし、1、2期キャラから新キャラへの転換を迎え、いちごちゃんに比べて明らかに露出に欠けたあかりちゃんの3期は本当に苦しかったけど最後に少しだけ救われたかなと思うことにしました。


珠璃ちゃんを含めたメインの四人が、ひなき←→珠璃以外ではみんな⚫︎⚫︎ちゃんで呼んでいたあかりジェネレーション。
最後に呼び捨てでお互いを呼ぶようになったら少しはよそよそしさも消えるかなと思ったけどね。たらればですね。


次回が3期最終回で、ルミナスがいよいよツアーにいくのかな?
ソレイユに1話割いて全国巡りや現在の3人の絆を見たかっただけに…こんなあっさりといちご世代とさよならするのは悲しいですね。正直。


長文駄文、読んでくださった人…グラシアス、つまりありがとうございました。

※画像はアイカツ!ミュージックアワード連動アプリからです。151話とは関係ありません。


最近アイカツの記事を書いてないな、と思って見返したら前回は3月のソレイユ回。

穏やかじゃない!
あおいちゃんたちが出なくなってもちゃんと見てます(^^)

4月に入って際立つのがあかりちゃんの一本立ち感。

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さすがネクストトップアイドルの筆頭。
いちごちゃんに比べてインパクトや存在感はない。
でも、他人のことを思いやる優しさをいつも誰よりも持っている、だからこそ引き立つ主役感。

きょーおのお空はどんな空っ?
大空お天気も順調そうでいいね!
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【画像は©BANDAI、SUNRISE、テレビ東京】

先週の放送はひなきちゃんと珠璃ちゃんのハラペーニョ回でグラシアス!ボニータ!つまりひなきちゃんらぶゆ~~ですなぁ~な感じ。

新キャラの栗栖ここねとかいう自己愛に満ち溢れた関西人も面白かったし(今日の放送で帰るけど)ジョニーにもスポットが当たったりと、三期もここにきてエンジンがかかってきたみたい。
三期で言えば決め台詞のキャラはひなきちゃん、珠璃ちゃん、ここねちゃんかな。



ではでは、昨年の10月、今年の1月、2月にやったアイカツ!キャラソート

およそ半年ぶりに公開しましょう。

世界の中心は、あおいね!\(^o^)/(知ってた)

()内は2月←1月←10月の順位
1霧矢あおい(1←1←2)▷
2新条ひなき(2←2←15)▷
3有栖川おとめ(4←4←7)△
4藤堂ユリカ(3←3←1)▼
4一ノ瀬かえで(5←8←3)△
6星宮いちご(5←9←4)▼
7ジョニー別府(8←6←6)△
7夏樹みくる(18←14←10)△
9大空あかり(5←7←12)▼
10紫吹蘭(11←10←8)△
11服部ユウ(15←12←8)△
12音城セイラ(12←ー←ー)▷
12紅林珠璃(14←13←ー)△
14氷上スミレ(9←5←5)▼
14星宮らいち(10←10←9)▼
16神崎美月(16←15←11)▷
17涼川直人(13←ー←14)▼
18神谷しおん(19←ー←ー)△
19黒沢凛(ー←ー←ー)
20音城ノエル(ー←ー←ー)

21位以下。ここねちゃんも、きいちゃんも、好きだよ?

21北大路さくら
22光石織姫
22瀬名翼
24藤原みやび
25姫里マリア
26冴草きい
27栗栖ここね
28夢咲ティアラ
29月影ほのか
30風沢そら

新キャラも反映されて凛ちゃんが19位に。
最近ノエルちゃんの可愛さに目覚めたのでノエルちゃんが20位。
天羽まどかはあまりにもあざといので圏外です。まぁこれから好きになるかもしれませぬが。


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あおいちゃんは不動の1位。この穏やかさ、穏やかじゃないわね。

ひなきちゃんは3回連続の2位。あおいちゃんの登場なき今、実質主役(僕にとっての)

おとめユリかえのトリオはほぼ同じくらい。
らいちやスミレちゃんが大きく順位を落とす中でしぶといジョニーと蘭ちゃんさん。
みくるちゃんとユウちゃんのジャンプアップは自分でも見てびっくりした。



楽しいよ。
あまり幅を広げすぎないでメインキャラ、サブキャラだけでやるとわかる人ばっかりでいいかも…!


よかったらやってみてくださいね(^^)

先週のアイカツ!125話はソレイユ回。

まぁ予告を見た段階で神回の予感はしていたけど、ちょっと心の整理がつかないほどの衝撃を受けた30分間でした。
呆然としながら木、金、土で計5回再生しました。



ネタバレありなのでまだご覧になっていない方はここまでで………






アイカツ!3rd season #125
『あこがれの向こう側に』

……こういう抽象的なタイトルのときは、得てして感動的だよね。1期最終話然り。




いちごちゃんあおいちゃん蘭ちゃんのソレイユが半年間のツアー開催を発表。
勘の良い視聴者の先輩方はこの後のことをここで察したかと思いますが……

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あかスミひなきの三人はお手伝いできることがあれば…!とソレイユのプロジェクトルームへ。
ノックぐらいしようね…こういうときは…


ラジオにバラエティーに引っ張りだこのスター宮いちごさん
ドラマの収録に忙しいあおい姐さん
モデルやスパイシーアゲハのお仕事に忙しい(という)美しき刃さん。蘭ちゃんもちゃんとお仕事あって安心したよ……

姐さん曰く、綿密にスケジュールを合わせて、半年間のツアー『our DREAM』を実現させたと!
ツアーをやるのは三人の一つの夢だったんですか?

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「一つの?」
one of our dreamsに反応したあかりちゃん。鋭い。なんかもう少し奥がありそう…!



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「アイ・カツ!アイ・カツ!」
グラウンドでランニングをするソレイユを見つめる三人。
この場面で「アイ・カツ!」の掛け声が太いというか老けてるというか、なんかもういちごちゃんあおいちゃん蘭ちゃんではなく、星宮先輩・霧矢先輩・紫吹先輩の貫禄に満ちあふれている声で……少し僕は寂しい気持ちになりました。


走り終わってから謎に腹筋を始めるいちごちゃん
足を押さえて付き合ってあげるあおいちゃん
「いっつも回数数えないのな」と苦笑する元鬼コーチ・蘭ちゃん
「いっつも多めにやるんだよね」保護者・あおいちゃん

もうこの三人のトレーニング風景を見てるだけでおなかいっぱい……
鬼コーチ、いちごちゃんサボり症候群、あおいちゃんキラキラッター依存型トレーニング、何をトレーニングすればいいかわからない…
三人一緒の特訓は色々あったね……

あおいちゃん「三人いると、ついついたくさんトレーニングしちゃう」
紆余曲折を経てのアイカツ!ここに極まれり!



そして、ソレイユから「三人の大きな夢」についての答えが…


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回答者は…
「何ですか?らんっさんっ?」(あおいちゃん)
「はいっ!蘭さんからどうぞ~」(いちごちゃん)

蘭ちゃんに促すあおいちゃんは、ぺたんこ女の子座り。いちごちゃんは、かぽっと胡座。自然で可愛い!


蘭ちゃん「コホン、あたしたちのいまの大きな夢っていうのは……ソレイユを続けることだ

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いちあお「そのとおり‼︎」

一年トリオ「えっ…ソレイユを続ける…(それだけですか?)」


このあといちごちゃんたちから、ソレイユは私たちにとって凄く大切でポカポカあったかくて特別な場所であるとの説明。
この蘭ちゃんの表情が穏やかで穏やかで、泣きそう。


多分、一年トリオの三人よりも1期から観てる視聴者の方が心に響く、アニメの主人公よりも視聴者の方が当事者意識を持てるシチュエーションって幸せだね。

製作側のミスではあるにせよ、トライスターを脱退して、ソレイユに背水の陣で帰ってきた蘭ちゃんがソレイユ愛を語るとぐっとくる……



いよいよソレイユツアーの幕開けライブ。
フィッティングルームの前で三人並んで思いの丈を…(T . T)

一緒に走りきって、ずっと一緒に走り続けたい
いつの間にか、それは私たち三人の夢になってたね
ずっと前から決まってたみたいに


詩的な会話と状況が50話とシンクロするけど、あのときと違って表情が泣き笑いじゃない。
新たな出発へ、ソレイユ、ライジング‼︎


曲はカレンダーガールかなと思ったら何と!
Good morning my dream‼︎‼︎
大好き!ひなき曲かと思いきや…究極のソレイユ曲だったという…


大事な決意はきっと
ずっと前にしたの
今までと  これからに
一番似合う朝を待っていたね

おはよう私の大切なfriend

私を選んでくれたの
ありがとう きっと 叶えるからね
あこがれの先を一緒に描こう
目覚めてるmy dream 私の親友



Aメロの
窓の外聞こえてるそわそわと気にしてる
風はもう南の空へ
の後が
出かけよう新しい服に着替えたら時間だね

だったので(ひなき回などは♪南の空へ  鏡の私にキスして~と省略)あれ?と思ったが、1番終わって間奏に入り、これは…まさかの‼︎


フル流し、そして最終荷造り、あの映写機(笑)をスーツケースに…

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50話と違うのは三人がすっきりした顔なのと、三人のスーツケースがあるところ。


バスに乗り込むいちごちゃんに、あかりちゃんが「私、スターライトクイーンになります!」宣言。
丁寧に劇場版のシーンを使っていちごちゃんからあかりちゃんへのバトンタッチを施してきて、ここに完結。



あかりちゃんスミレちゃんひなきちゃんはグッモニ最後の♪らららららっらっらーらーら♪をバックにアイカツダッシュ!
あかりちゃん「私たちのアツいアイドル活動!」

ここで視点は車内のいちごちゃんに。
「アイカツ!始まります!」
フフッヒ☆


間髪入れずにEDはカレンダーガール。
声の出演はソレイユから。
もう、無理でした。

今でこそ、車内では三人並んでお菓子食べてて(しかも紫吹蘭はぶれずに煎餅)、50話の空港行きのバスで顔を伏せるあおいちゃんの肩をいちごちゃんが抱いて後ろの席の蘭ちゃんもかなしそうな表情とはコントラストがやはり効いてるなとか思いますが、
いちご世代からあかり世代への明確なバトンタッチ、またそれを考える前にグッモニフル流しからのカレンダーガールで感情の鎖がよくわからなくなってしまいました。


神回とかじゃなくて、アイカツの歴史上一番の区切りの回かもしれません。次週で3期も半分終了で4月からは時間移動。

僕が偉そうなことを言える立場ではないですが、製作側も、あかりちゃん世代も、視聴者もいちごちゃんたちから巣立つ時期なのかもしれません。

3期は確かにいちごちゃんたちが全く出ない回もそこそこあったんですが、やはり面白い回は北大路さくら含めて先輩方が絡んでいたわけで。


新キャラにも期待ですが、もう少し主要キャラ間のよそよそしさをなくさないと…と個人的には思います。その意味ではひな珠璃の距離感に期待。



とってもとってもとっても思うことあって長く書いてしまい、それに合わせて画像も多用しました。
画像は全ていつも拝読しているじょじあにぷらすさんのキャプチャから拝借しましたが、問題がありましたら削除しますのでご連絡ください。



涙腺ぶち千切れた。
寂しいけれど、来週もアイ・カァツ!
いちごちゃんのフフッヒはもしかしたら聞き納めになってしまうかもですね…


画像
©SUNRISE/BANDAI,DENTSU,TV TOKYO