今年で引退される指揮者・井上通義さんの演奏会に行ってきました
特にクラシックが好きって訳ではなく(聴きながす程度で、作曲者や曲名は一致しませーーん)音が出るもの全般に好きってだけです
目的はただひとつ、井上通義さんの指揮を見る事
ヴァイオリンに服部百音さん…少し気になる方です
そそ、偶然ですが、とあるテレビ番組の録画セットしようと番組表を見てると、『徹子の部屋』へおふたりが出演されるってのを知り、久々にも徹子の部屋を録画して、帰宅後見ました
前回徹子の部屋を録画したのは三上博史くんだったなぁ♡
いつものことながら、ナイスタイミングで情報キャッチでき、喜ばしい限りです
ロビーに飾られていた花輪
あれれ、ラブリンから届いてる〜
接点がよくわからないな…。
新しくなった(何年前の話やッ)フェスティバルホールの、この空間が好きです
正面からだとこんな感じなのね。
私は聴きにきたわけでもなく、指揮者みたさなので、出来るだけ前の方で…の座席。
チケット発売後だいぶ経ってから取ったので、ほんとうは一番お安い席にしようと思ってたんだけど、それらは完売
このような席からの視聴・観覧デス
クラシック演奏会って、あらかじめ曲目が決まってるのねという、多分、基本的な事さえも知りません
この日の演奏は、
ショスタコーヴィッチ:ヴァイオリン協奏曲 第1番 イ短調 作品77
ロッシーニ:歌劇「ブルスキーノ氏」序曲
ショスタコーヴィッチ:ヴァイオリン協奏曲 第2番 嬰ハ短調 作品129
やっぱ全然知らん
一曲目、
うん、やはり少々重い感じ…
しかし、ヴァイオリンってこんなにも表情のある激しい楽器だったっけ??
チェロやヴィオラの低い弦楽器の音が心地よい曲目でした。
そそ、演奏中以外なら撮ってもよさそうなので、
一曲目が終わって、颯爽と退場なさる、ヴァイオリニスト・服部百音さんの後ろ姿
一曲目が終わって休憩、20分だったかな?
二曲目は、雰囲気がガラリと変わって、とても明るいポップな感じ
井上通義さんの指揮で、指揮棒を振ってる姿をみるの、初めてでした
っても、まだ3回目ですが…
でも、新鮮でした〜
オーケストラって、
指揮者が前に立って、
構えて、
皆を見渡して……
そっから始まるという勝手なイメージを持っていたのですが、
こっちが構える前に、突然始まったとそんな感じで、またまた新発見
ちょっとした演出もあって、前もそーだったけど、今のクラシック演奏会ではちょっとしたパフォーマンスが取り入れられてるのですかねぇ〜
井上通義さんだからの演出
大阪だからの演出
まぁ、音楽がわからない私にとって、視覚でも愉しませていただけるのはとても喜ばしいことです
今度は休憩なく、三曲目に。
多分、初めて聴く音楽かな?
CDで聴いたり、TV録画で見聞きしたり、となると、パスしてしまいそうな感じですが、そこは生音。
じっくり見聞きしてしまいました。
超絶技法って聞くけど、まさにそんな感じのヴァイオリンでした。
その昔、たまたま見たテレビ、初めてフジコ・へミングさんのドキュメントが流れたあの時、夜中に聴いたラ・カンパネラに衝撃を受けた時と同じような衝撃でした
のめり込んで聴き入ってると、音に若干の違和感が出始めたなぁ〜と思ってると、素人には何があったのかわからない早業で、コンサートマスターさんとヴァイオリンを交換され弾き出し、その後一旦曲がストップし、調整後?、これまた、何を合図に、どっから続きが始まったのか、私にはサッパリ
どうやら弦が切れたようです。
滅多に出逢えない、素晴らしい瞬間を体感できる演奏会となりました
ホント、超絶技法のヴァイオリン協奏曲でした。
他のソリストさんでも弾けるのだろうか
兎に角、とても繊細でいて、かつ、とてもとても激しい音色でした〜。
一見、超クールにお見受けする服部百音さん、感情表現がとてもダイナミックだし豊かだし、ファンになっちゃいました
後で知ったのですが、百音さんの使用しているヴァイオリンは グァルネリ・デル・ジェス だそうです。
私の大好きなラノベ作家さんのとある作品の中で、この グァルネリ・デル・ジェス が出てくるんですよねぇ〜 しかも、弾いてるのがパガニーニという設定(笑)
この前観た舞台と、この演奏会とで繋がった〜〜
お手紙に書いてお知らせしてみよっかなっ。
演奏が終わってからのアンコール挨拶の場面
楽譜を差出す指揮者と花束を差出すソリスト
楽譜の写真を見入るソリスト
花束をいただき喜ぶ指揮者
改めて楽譜写真を見入るソリスト
コントのような場面でとても微笑ましい
2024年でもって引退を表明されている指揮者・井上通義さん。
通常、指揮者側からソリストをオファーする事が多いそうですが、この企画は逆パターンだったとか。。。
指揮者さんの大好きなショスタコーヴィッチの曲でもって、服部百音さんのヴァイオリンという事で、引き受けた演奏会だったとか。
しかも東京公演では録音されていたとか。
とても信頼関係の深いお二方だったから、この雰囲気だったんじゃないかなぁ〜と。
ホント、良い演奏会に行けました
こちらより下はネットより拝借の画像
コントのようなポーズがたまりません
演奏中も素敵な表情デス
次は10月のオペラだけど…
もう見れないんだし、他のも考えてみよっかな〜。