鳥羽の旅、エクシブ鳥羽別邸での食事編です。
ハッキリ言って自腹ではないので、お高いという認識しかありません
母と一緒に、お値段はチェックするものの(経理職なのに)数字は右から左、記憶に残りません
若い頃、伯母が色々なご馳走をしてくれる時、いちいちお値段をみて感想を漏らしていたら、
『ご馳走される時は値段なんて気にしないで、美味しいものを美味しいって笑顔で食べたら、ご馳走しがいがあるってもんよ』と言われて以来、長年それを実践してる私。
有難い事に、美味しいものをご馳走になる事は多けれど、自腹で超贅沢ってのはあまり記憶にないかなぁ〜。
自身の甲斐性では贅沢は出来ません
エクシブ系列、3度目だけど、過去2回ほんと何処も唸る美味しさだったので、晩御飯に期待です
鳥羽らしく、二見浦の夫婦岩の設えです
本日のメニュー
前菜は右より時計回りで、
ふぐ白子玉地蒸し
白子の茶碗蒸しといったところでしょうか
蕩ける旨さでした〜
子持ち昆布の白和え 赤蒟蒻市田柿クコの実
白和えというより、クリーミーな食感
しろ菜と京うす揚げの煮浸し
薄揚げがパリパリで煎餅みたいだった
吸物は
とらふぐみぞれ仕立て 胡麻豆腐ゆず七味
軽く焼いたふぐが美味しかったし、出汁の効いたみぞれが美味しくって、全員綺麗に平らげてました
お椀の蓋が、伊勢海老柄🦞
伊勢海老のみぞれ仕立てがあってもおかしくないですね
造り
とらふぐぶつ 鉄皮
トロさわらの炙り 他、本日の盛り合わせ
煮物
鮑と聖護院かぶ葛煮
久々に美味しいと思える鮑でした♪
凌ぎ
松坂牛網焼き寿司 生雲丹山葵 浜名湖産ぶち海苔
口の中で絶妙なバランスで、肉汁と雲丹と山葵が混ざり、至福の一品でした〜
揚げ物
伊勢海老カダイフ揚げ
伊勢海老出汁の餡 海老芋 牛蒡饅頭
ぷりぷりの伊勢海老を伊勢海老の餡に絡ませて食すのは、ホント美味しかった〜
いやしくも、伊勢海老の足を折ってまで中味を確認、食したのは私です
食事
ずわい蟹と芹の釜焚きご飯
メチャ綺麗な色の仕上がりです
香の物とアオサの赤だし
水菓子
苺と伊勢抹茶の和パフェ
甘納豆チーズ レモンのジュレ 抹茶プリン 抹茶あんこ
ひとつの器の中に、色々な味が詰め込まれた一品でした〜
今回、給仕の方ウェイターと呼ぶのかなんとお呼びすればよいのだろうか…
食事を運んできていただく方が、よくお喋りされる方でして、ある種色々な情報が得れて楽しかったです
昨今、地産地消をされているところが多いのだけれど、此方も其々の場所での地産地消が取り上げられているのだけど…
喩えば…
造り、鳥羽の近所の答志島から揚がるトロさわらを取り入れたり。
寿司、三重なので松坂牛を使ってるのは然り。
油物はご当地伊勢海老で米は三重県産こしひかり。
水菓子には伊勢抹茶を使用。
なのに、寿司に巻く海苔は、
『浜名湖産ぶち海苔』
これは料理長の拘りだとかで、前赴任地が浜名湖だったとか
そそ、よく喋る給仕の方は、答志島出身だとか お造りを運んで来られた時の口添えでした
そそ、釜焚きごはんの出来映えが自画自賛の上々だったようで、『ほら、みてください』なーーんて釜の中をコチラに向けてくださった、気さくな御仁でした
蟹の色出と、芹の緑が綺麗にマッチしたとか
ふと『どの料理が一番お気に召しましたか〜』と聞いてこられて、
私はすかさず「お寿司〜〜〜」と。
「伊勢海老も捨てがたかったんですが、あの餡が美味しかったんだけど、肉と雲丹のコラボには勝てませんでした♪」
それに続くかのように、他の皆さんも寿司やなぁ〜〜となりました。
『鳥羽やから伊勢海老と言われたかった〜〜』と、給仕さん。
結局、皆んな口が似てるのかして
寿司→伊勢海老→ふぐ白子の順でした
記念写真も撮っていただき
こっちからだけだと、手前の方が大きく写って不公平になるので、あっちからも撮りますね〜と、ホント色々心得ておられる方でした。
たっぷり、あっという間の2時間チョイの会食は、とても美味しく愉しいものでした〜〜。
少し夜風にあたりに、夜の玄関を散歩
此方の湯・天海の湯はとても良かったので、食後もう一度入浴しました〜
朝起きても朝食前に入浴
そして、朝食は別棟、バスに乗って移動です
また違った雰囲気の建物でした。
どういう基準で選んでるのか、またまた和食の朝食
どちらかというと、洋食の朝食の方が好きなんだよなぁ〜
ホテル滞在が目的の旅行も、いいもんですね。