にざ様御出演、という事で
吉例顔見世興行を観劇して参りました。
にざ様の御出演が確定したのを確認してからでしたので、チケット争奪戦にで遅れてしまいまして、一般発売日の約1週間後、電話にて空き情報を聞き、
特別席か一階席最後方列端か三等席という選択肢でもって、ま、そこは是非がとも目を凝らしてみたい演目という事でもないので、三等席をチョイス
27000円か25000円か8000円…
にざ様メインじゃないので、そこはしまつしました
吉例顔見世興行 またの名を
市川海老蔵改め
十三代目 市川團十郎白猿襲名披露
八代目 市川新之助初舞台
です
いつだったか、誰だったか、その時、もうちょい沢山あったような…
この
乍憚口上はばかりながらこうじょう
サクッと昼夜演目の事も絡めての挨拶文
毎回楽しみデス
三階席のこんな感じの所からの観劇
宙乗りが有れば、丁度消えゆく辺り。。。
階段のひと段の高い事
普段の生活の中で、こんなに足を上げる事…ないかも〜〜
歌舞伎十八番かな?
わからないけど…
多分、何度か観劇してる演目だけど、時代背景が苦手だしもう一度みたいとあまり思わない演目だけど、今回は選択肢がなくて
にざ様の元気なお姿が見れただけで嬉しい、そんな一幕です。
喜怒哀楽の表現の少ない内容だし、今回は大きな癒しはなかったなぁーー
毎年、南座・顔見世には登場し、ほんの数分だけの登場だけど超インパクト大の片岡進之介丈を楽しみにしてたのが、今年はすごーーくすごく真っ当な普通なお役で、わからんかったのが残念(後から友にあの場面で出場って教えてもらいましたょ 確かに、あれは誰なんだろうと思ってましたが…)
隼人丈の横にいたようです。
隼人くん、益々楽しみな役者さんです。
染五郎丈も七月・松竹座に続いて2度目ですが、線が細いねぇ〜〜。 先代の染ちゃんは好みでしたが、私自身歳を重ねたのか、この世代のオシはまだまだ未確定です。
孝太郎丈はよいお役なんだけど、なぜかぴんとハマってないような…
なんだろう、色気を感じないのだろうか?
台本通り演じてるだけなのだろうか?
伝わってくるものがないんだよなぁ〜
ともあれ、にざ様のお元気な姿を見れたので、満足です♡
12月といえども20度を超える日もあるという2023年の顔見世。
温かい空気は上に…
三階席はとても暑いデス💦
思わずチラシで仰いでしまいました
見渡すと私だけではなかった模様。。。
今回の顔見世興行では、いつになるかは未定だけどプロマイドの販売予定ありなのだとか
なので、写真入りの番付も予定されてるらしく、休憩時間に送付の手続きに降りまして、入口付近で風にあたり涼をとりました
暦上、冬だけど。。。
南座の照明、レトロで好きです
続きまして第二幕は口上
ずらりと四列?に並ぶ壮大なお披露目は、初めてかも〜〜〜。
だけど、口上を述べるのは前例の片岡仁左衛門丈と中村梅玉丈と襲名される團十郎白猿丈・新之助丈のみ。
そーーなのね
勸玄くんこと新之助丈の舞台は見た事ないし、小さいなりにも立派な口調で語る姿に、観客からのクスクス🤭は、どーーうけとったらよいものなのか
いずれの機会、新之助丈や中村屋の勘太郎丈・長三郎丈の舞台を見てみたいかな。
最後は、睨んでみせましょうの團十郎丈の睨み
あ、普段観劇してる座組では中々お目に掛かれない、陰ながら応援させていただいている市川のお役者さんが、後列にいらしたのが確認出来、ちょっと嬉しげな口上でした。
第三幕は助六由縁江戸桜
この題目は市川宗家なんだってね〜
にざ様が演じる時は、助六曲輪初花櫻なのだとか。
助六には思い入れがあるワタシ。
10代の時、テレビで当時の片岡孝夫丈と坂東玉三郎丈の助六をみて、一気に歌舞伎ファンになったという、古い昔話し。
髭の意休は市川左團次丈で、その時以来ファンでした
今回の髭の意休は、そのご子息がつとめておられます。
團十郎助六、格好は決まるのだけど、所作があんまり好みじゃないかなぁ〜
友が中村壱太郎丈推しなので、壱太郎丈が揚巻をつとめる日で、空きのある日を選んでの観劇でした。 よく通る声が彼の持ち味かなーー。
一時期、愛之助丈とよく組んでいたのが意外としっくり馴染んでいた彼ですが、存外、どなたでもそれなりなのかしら
後半は中村児太郎丈が揚巻をつとめるんだけど、ふと、壱太郎丈との違いがみてみたいナと。
揚巻は玉さまややっぱ七之助丈が、色艶あって良いなぁ〜
今回の演目・助六は、よく見知る方々と普段あまりみることのない方々が入り混じったような座組で、少しばかり新鮮でした。
まだそんなに沢山の歌舞伎を観ていない頃、とある方のブログで、座組によって全然雰囲気が違う、というような事を書かれていたのをその当時は全くわからなかったけど、ここにきてようやくその意味がわかってきた私です。
そう、関西で観るのと東京で観るのとでは雰囲気が違うって言われてて、確かに 敷居が高い という印象を東京・歌舞伎座で抱いたのですが、観た演目や座組は変わり映えしなかったので未熟ゆえ雰囲気まではわからなかったのですが、ようやくわかるようになってきました。
南座館内散策して見つけました
この辺りの展示も、いつしか代わったのね
お〜〜〜
陰ながら応援してるおひとり
右團次さんのお弟子さんです。
その昔、金丸座で猿之助襲名披露の時の四の切観劇の際、あれはなんの踊りというのか、賑やかに15名位で演じる中で目立ってたお二人のうちのひとり。 もうひとりは、残念ながら新派へと流れていきました
名題昇進されていたのですね。
おめでとうございます㊗️
昇進されて時間も経つから、劇中紹介ないのも残念だけども… 松竹座とかでは、たまーに紹介されたりするのよね〜。ま、座組の違いか、演目上そんな場面がないからかなのか。
初の まねき が上がったとSNSで喜ばれてましたね
市川左團次を師に、所作がとてもお綺麗な、色々な事にとてもお詳しい 蔦之助丈
今回は助六にお姿を変え3度舞台に登場でした
今回はたっぷりみせていただきました。
大きな癒しはなかったけど、
小さな愉しみさが溢れていた顔見世でした。
おけいはん特急にWi-Fiがなくなったのね
ま、特急と名がついても、特急料金がないのだけど、有料指定席にはWi-Fiは利用できるのだとか
やっぱ世の中、なんですかねぇー