私の歌舞伎観劇のホームグランド・松竹座での2年ぶりの観劇であります
待ってました〜
は、昼の部のセリフですねっ。
画像はネットより拝借
初日、7月3日夜の部。
今回はこんな席からの観劇
座席は、2席の横ひと席空けてまた2席
花道の両横は空いていたり、前のほうの列も空いていたり…
それなりの人数制限は掛かってるようです。
鴈治郎さん、元気な陽性のようで休演だそうです。
うーーーん…私的には、扇雀さんの梅川が見たかったなぁ〜
ここからは備忘録、記録も兼ねてのネタばらしです
双蝶々曲輪日記 ふたつちょうちょうくるわにっき
引窓 ひきまど
幾度となく観劇している演目です。
コロナ禍で、芝居時間までもが時短を求められ、何かが違うぞ〜〜と…
歌舞伎って、通しで興行されるのって滅多になく、その場面・幕だけだったりするので、全体の物語とか前後の場面をあらかじめ予習しとかないと思い出すのに時間が掛かるんですよねぇ〜
あと、小道具とか大道具とか、チェックするのも楽しみなんです
役者さん自前ってのを持ち込まれてる時もあるそうで、ウン十万やウン百万のモノが置かれてる時があるんですって
今回は、神棚が気になりました
真ん中には、今宮戎神社の御札が
両横は榊に隠れて見えませんでしたが…
松竹座の場所だと、難波八阪神社が氏神さんなんじゃないかと素人は思うのですが、そーいえば正月公演だと今宮戎の神輿に乗ったりしてたなぁ。
物語からすると、
河内へ超ゆる抜け道は、堀川を左へとり、川を渡って山越えに山越えに…
というセリフがあるから、北の方かと思われるし… ま、細かい事はいいっか
にざ様の表情を見てるだけで、ニヤけてる私がおりました
家から道中で蒸発してしまった筈の香水の残り香が仄かに感じれるくらいに、久々のナマ仁左衛門さまにワクワクしちゃいましたよ
ただ、残念な事に、あれだけ澄み渡る美声だったのに、若干、鳴り物に負ける時もあったような… 孝太郎さんは秀太郎さんの発声が乗り移ったんじゃないかと思うほど、聞き取りやすくなっておられました
舞台は滑舌が大事ですよねぇーー
恋飛脚大和往来 こいひきゃくやまとおうらい
新口村 にのくちむら
夜の部、ニ演目は上方作品です。
ほぼ八割は関西圏での観劇なので、この上方作品も幾度となく観劇しております。
今回、鴈治郎さんが休演なので、
鴈治郎さんが演じる筈だったお役・亀屋忠兵衛/父孫右衛門が、扇雀さんに代わられ、
扇雀さんが本来演じる筈だったお役・傾城梅川に、壱太郎くんが抜擢されました。
うーーーん、扇雀さんファンとしては、扇雀さんの傾城梅川が見てみたかったなぁ〜
今週末は昼の部です
昼夜連続観劇は足腰に応えるという経験上、分けて観劇するようになりました
が、考えたら、その昔は休憩入れて4時間は当たり前、下手すりゃ5時間位の時もあった分だし、それを思えば休憩入れての2時間半とか2時は、通しで観劇しても良かったかもねぇ〜
ナマで観れる有難さを思えば、モンクは言えないけれど、演劇にしても音楽にしても、壮大なスケールをもう一度味わうことができるんだろうかと、先行きを心配してしまいます