私、新井智重は、これまで20年余りにわたって、ほぼ友駿一筋で一口馬主をやって参りましたが、昨今の諸情勢を鑑み、2022年産馬より戦線を拡大して複数クラブでの出資をはじめましたことを、ここにご報告いたします。

 

 

 

メインクラブは、これまで通り友駿ホースクラブとし、ここでの出資を軸とすることには変わりません。ただ、近年サンデー系独り勝ちの血統傾向も終焉を迎え、輸入種牡馬も含め、血統のバリエーションが多彩になってきました。しかし、友駿ホースクラブは少数精鋭、1年で多くても12頭の募集馬にとどまります。当然クラブの顔たるエスポワールシチー産駒は必ず入りますし、活躍した牝馬の仔も多数募集馬にラインアップされます。友駿だけでは、多様化した血統バリエーションを楽しめないであろうし、ここ数年来のクラブ自体の不調もあり、少し手を広げてみる決断をした次第です。

 

 

 

セカンドクラブの選定条件は、①非社台系クラブであることと、②出資したい馬に出資しやすいこと、③一頭につき2桁万円を出さなくても出資できること、の3点でした。①については、一口馬主を始めたときからの考えを貫いております。②については、「×」を取りに行くとか、実績を積むためにほしくもない馬に出資をするとか、そういう面倒な駆け引きはしたくないので、多少の抽選はあったとしても、「欲しい馬全滅でした」とはならない(であろう)クラブを選択しました。③については、リスク分散志向で、基本「1口」で多頭数に出資することを信条としていましたから、一口があまりに高いと資金的に苦しくなってしまうので、比較的一口価格がリーズナブルなクラブを選択しました。

 

 

 

そして、このような考え方に基づき、出資をすることになったクラブ、出資馬は以下の通りです。

 

【ウインRC】

 ・ウインレアリゼ 牝・栗毛 2022年5月9日生 美浦・小手川厩舎

   (父:ゴールドドリーム、母父:フロイド)

 ・ウインフルゴラ 牝・黒鹿毛 2022年4月4日生 栗東・新谷厩舎

   (父:サンダースノー、母父:ステイゴールド)

 

【TCライオン】

 ・ディアウス 牡・黒鹿毛 2022年3月16日生 栗東・吉岡厩舎

   (父:シニスターミニスター、母父:Seattle Fitz)

 ・シェーンシュティア 牝・黒鹿毛 2022年5月3日生 美浦・林厩舎

   (父:ブリックスアンドモルタル、母父:アドマイヤベガ)

 

【ロードTO】

 ・ロードガレリア 牡・黒鹿毛 2022年2月27日生 栗東・藤岡厩舎

   (父:フィエールマン、母父:ロードカナロア)

 ・リードソルスティス 牡・栗毛 2022年5月3日生 美浦・斎藤厩舎

   (父:サートゥルナーリア、母父:ダイワメジャー)

 

 

 

ウインRCについては、昨年既に1次募集が終わったところで入会したので、はっきり言えば「残り物」への出資となったのですが、この6頭の中では最初にウインレアリゼが今週の中山競馬場でデビューすることになりました。そのため、このタイミングでのご報告とさせていただきました。

 

 

 

今後も、これまでの応援スタイルや、このブログやSNSの活用については、変わらずに続けていこうと思いますので、これからも生温かい目で見守っていただけると幸いです。