3歳未勝利馬にとっては、ラストチャンスを生かせるかどうかの正念場ですし、勝ち上がった3歳馬にとっては、それぞれのクラスで通用するかという試練が待ち構えています。

 

 

 

●5/27(月) 船橋4R インテンスシチー(山口達弥) ダ1200m 4着

長期休み明けだった前走よりはマシなレースにはなりました。とはいえ、最後は3ハロン40秒にもなろうかというくらいの失速ぶりで、少頭数にも恵まれて何とか4着を確保しました。少しずつでも前進が見られれば、まだ4歳馬ですし、とりあえずはヨシとしましょう。次走として、川崎の1400m戦を、というアナウンスがありましたが、出走は確定しませんでした。回避したのか、それとも除外なのか、地方は公式発表がないのでわかりません。明日にはクラブ側からの発表があるとは思いますが…。

 

 

 

●6/7(金) 大井12R グランツシチー(本橋孝太) ダ1400m 6着

前走に続き、今回も1400m戦に使うことができました。パドックで見る姿は、ひところに比べると随分と大人しく見えるようになりました。レースは、出たなりで中団のインを追走しながら脚を溜め、直線を向いてから外に出すという、上位を賑わわせていた頃と同じ感じで進められました。しかし、抜け出せそうだ…と思える瞬間こそありましたが、最後は前の馬と脚色が同じになってしまい、交わすことができませんでした。これが年齢…なんでしょうかね。もうひと踏ん張り、もうひと切れ、が足りませんでした。現状での力は出し切ったような気がしますが、届きませんでしたね。8歳以上の馬はクラス編成替えがあっても、降級することはありませんから、相手関係などに恵まれないと、上位は厳しくなってくるのでしょうか。そろそろ引き際も考えはじめなければならないようですね。

 

 

 

●6/8(土) 函館12R マーベリックシチー(鮫島克駿) ダ1700m 7着

昇級戦でいきなり壁にぶち当たっていたので、今回も厳しいかと思われ、人気もありませんでした。スタートは相変わらず遅かったですが、今回はゆったりと行ける距離だったこともあって、終いに切れる脚があれば…と思わせる場面もありました。何とかこのクラスでも戦っていけるメドがたったような気がしました。スタートも前ほど悪くはなかったので、徐々にレース慣れしてきていると思います。今回のようなレースをするなら、函館よりも小倉の方が向いているように思えますが、今夏は函館、札幌と使っていくようです。

 

 

 

●6/9(日) 函館8R フィオライア(坂井瑠星) 芝1200m 2着

結果的には昇級即2着ということになり、クラスのメドは立ちましたが、この馬はまだ色々と課題はあると思います。今日は真面目に走っていた方だとは思いますが、スタートはちょっと外にヨレていたりと、気の悪さを見せることがあるので、上のクラスを目指すならば、この辺は改善しておきたいところです。また、終いの脚にはもうひと踏ん張りが欲しいですね。ちょっと速いペースとはいえ、上手く番手で脚を溜められたように見えていたのに、直線ではなかなか突き離せませんでした。開幕週ということもあって、外を回った馬が伸びあぐねたこともあって2着は確保しましたが、フィオライアの直後で脚を溜めていた人気薄の馬に最後の最後に差されてしまいました。この末の甘さが残ったままだと、上のクラスでは苦労することになりそうです。ただ、まだキャリア4戦ですから、伸びしろもまだまだあるかとは思います。タイム的にはメインの函館SSとそれほど差がない(馬場状態は違ったようですが…)ので、上を目指せる器ではあると思います。次走も頑張ってほしいですね。

 

 

 

次週の出走予定馬はいません。さすがに函館組が連闘とかないですよねw