2月に入り、ようやく2024年の初勝利となりました。

 

 

 

●2/3(土) 小倉1R マーベリックシチー(鮫島克駿) ダ1700m 1着

前走スタート直後に寄られて、まったく競馬になりませんでしたが、今回は小回りの1700mと、1400m戦と親和性の高い条件ですから、輸送さえこなしてくれれば好勝負にはなると思っていました。ただ、気性的に難があるようなので、砂を被って怯む可能性もあり、内枠を引いてしまったのも気がかりでした。スタートは相変わらずでしたが、騎手が焦って追うこともなく、ソロっと付いて行く感じで、後方のインを追走する形となりました。小倉コースのセオリー通りに、向正面の半ばから仕掛けはじめ、3角から4角にかけてインをスルスルと前へ進出すると、直線は最内から逃げ馬を追っかけました。うまく馬群がばらけたこともあり、外へ出して前の馬に並びかけると、ゴール前で交わして1着での入線となりました。まさに会心のレース運びでの勝利でした。長く脚を使えるタイプではなさそうですから、マクれる小倉コースがハマった感じです。まだまだ幼さを見せる走りでしたから、今後まだまだ成長が必要です。ただ早い時期に勝ち上がったのは大きいですね。母のように長く楽しませてくれる馬になってほしいです。

 

 

 

先週は、プレリュードシチーの腸炎、グランレーヴシチーの骨折と、再び負のスパイラルがはじまりそうだったところでしたが、マーベリックシチーが今年の初勝利を挙げてくれました。岡田厩舎は、バシレウスシチーのレース選択で、様々批判を浴びているところでしたが、面目躍如といったところでしょうか。岡田厩舎は、出資馬に限っては、故障する馬が多いイメージがありましたので、慎重に使ってくれる分には、正直「壊すよりはマシ」と思っています。体が硬い馬は、馬体のどこかに疲労が蓄積しやすいものです。バシレウスは2歳時に前科がありますので、今後も慎重に使っていってほしいと思っています。

 

 

 

来週は、マルベリーシチーが小倉での出走を予定しているようです。小倉を使う馬が多いので、しばらくは現地観戦はなさそうです。思えば、今年はまだ1回しか競馬場に行っていませんね。プレリュードシチーのすみれS(L)も白紙になってしまいましたから、次に競馬場に行くのはいつになることやら…。