何か尻すぼみで終わる1年になりそうです。

 

 

 

●12/24(日) 中山5R ケープアグラス(伊藤工真) ダ1200m 13着

なかなか調教の時計も詰まらず、ポリコースで見た目良さげな時計を出すという反則技を使ってのデビュー戦です。パドックで見る馬体は、華奢な印象でエスポワールシチー産駒らしからぬ印象でした。物見も多く、舌をずっと出してベロベロしていて、競馬に集中できるかどうか不安な感じでした。レースでは好スタートを決めたものの、ダートに入ると失速し、後方での競馬となりました。直線でも盛り返すことはできずに大敗でした。短距離のスピードが不足しているのか、ダートを走るパワーに欠けているのか、いずれにしても今後の上積みが相当ないと厳しいようです。思えば母ケープタウンシチーも、中山のダート1200m戦でデビューして大敗しています。その後、芝の中距離戦で活躍する馬になっていました。血統的には芝っぽくはないですが、ゴールドアリュール産駒でも、ホッコータルマエ産駒でも、芝で走る変異個体もいますので、この馬がそうであることを信じたい気もします。年明けからは二桁着順は出走規制への架け橋になってしまうので、何とか一桁着順いけそうなレースを選んでほしいですね。

 

 

 

年末は不確定ながら、バシレウスシチーが阪神、フィオーレシチーが園田で出走するかもしれません。除外や回避であれば、このレースが2023年最後の愛馬出走となってしまいます。友駿の2023年産馬の募集も始まりましたので、年末年始はカタログとにらめっこをしておきたいと思います。