芝の中距離で早めに勝ちましたが、重賞でも好走できるとは…。クラシック参戦を夢見てもいいのかしら。

 

 

 

●11/22(水) 園田7R フィオーレシチー(杉浦健太)ダ1400m 3着

今回は後ろからの競馬を試みました。最内枠ということもあり、2角を回り切るまではインでひっそり追走して、向正面から徐々に押し上げ、3~4角は外を回って直線勝負に挑みました。4角の出口でちょっと膨れてしまい、追い辛い感じでしたが、その後は順調に伸びてきましたが、勝ち馬とタイム差なしの3着となりました。勝ち馬は内目から伸びてきたので、コース取りの差でしょう。1番人気のウマピョイともハナ差のしかありませんから、スムーズな競馬なら勝つことはできそうです。中央では体質の弱さがあって数を使えませんでしたが、その辺りが解消してコンスタントに使えるようになれば、少し光明が見えてきそうです。

 

 

 

●11/25(土) 京都11R・京都2歳S(G3) プレリュードシチー(幸英明)芝2000m 2着

中2週での重賞挑戦でした。初戦からレースを経験しながら成長している感じがありましたので、どこまでできるのか試す意味もある一戦だと考えていました。パドックでは相変わらずの物見が多く、写真も良いのがあまり撮れませんでした。煩さもあるためか、途中から二人曳きになり、馬場へと出て行きました。デビュー戦から変わらず、いつも通りと言えばいつも通りなので、特に調子が落ちているわけでもなく、疲れが見られるわけでもなさそうでした。レースは、これまでよりはやや後ろ目の位置で競馬を進めました。さすがに重賞だけあって早めに押し上げてくる馬などもいて、4角では外から被されて最悪、直線で進路がなくなる可能性もありました。しかし早めに動いた馬たちは4角で一杯となり、直線の入口では外へ出し、スムーズに追い出し始めることができました。そこから若干モタつくものの、伸びを見せゴール前は大接戦でしたが、写真判定の結果2着となりました。とりあえずオープンクラスでも通用する力があるのは間違いなさそうです。ただし、課題がないわけではなく、並ばれたり、前に馬がいたりすれば、前に出ようとする勝負根性を発揮しますが、切れのある脚を使えるわけでもありません。そうなると、上位には顔を出すものの、相手に恵まれないと勝ち切ることが難しいかもしれません。まだ2歳なので、これからの成長で変わってくる可能性もありますから、その辺りの変わり身には期待したいですね。ちょっと間隔を詰めて使ったので、次走は少し間隔を空けたいところですね。一部報道では、次走は来年になるようですので、一安心といったところでしょうか。まずはレース後に異常がないように祈るばかりです。

 

 

 

今年の競馬もいよいよあと1カ月を残すのみとなりました。中京または阪神で、マルベリーシチーマーベリックシチースイートウィルバシレウスシチーが出走の可能性があります。マーベリックシチーについては、ここらで左回りも試して欲しいのですが、どうでしょうか。