新馬戦も終了し、3歳馬はここからが生き残りをかけたサバイバル戦です。

 

 

 

●3/4(土) 阪神3R ココラフィネ(河原田菜々) ダ1400m 7着

2戦目で距離を延長し、今週デビューのルーキーを乗せてきました。斤量50.0kgは魅力だったのか、前走の着順の割には人気をしていました。スタートは五分で、向正面ではスムーズに競馬を進めていたかに思えましたが、3角前で突然失速し、位置を後方まで下げてしまいました。後方のままコーナーを回って、直線はインを突いて追い込んできました。騎手の斤量が軽いこともあって、なかなかの伸びを見せ7着となりました。前走の不完全燃焼を払拭する走りだったように思えますが、3角前での謎の失速が気になります。前走で不利を受けた地点に近い気もするので、馬が勝手に減速してしまったのでしょうか。真面目に走っているときはスピードがあることはわかりましたが、気性的な問題があるのだとすると、今後もスンナリとはいかないかもしれません。

 

 

 

●3/5(日) 中山5R ディオスシチー(嶋田純次) 芝2200m 13着

陣営の言う「スピードがない」、それに尽きると思います。距離を延ばしてみましたが、中団に付いて行くことはできたものの、勝負どころからは徐々に後退し、コースロスがない分でなんとか食らいついているようにも見えなくはないですが、最後は完全に失速していました。ダートもダメで芝もダメなら、完全に手詰まりです。母は晩生でしたが、今の中央競馬では、未勝利戦もさっさと終了してしまい、その成長を待ってはくれません。このまま変化がないならば、スリーアウトは確実ですから、早めに地方に転厩してみるのも手ではないでしょうか。それなりの結果が出せるのなら、中央に戻ってきてもいいですが、そこで精一杯のようなら、兄同様に地方で走っている方がいいかもしれません。いずれにしても、中央では力不足のようですから、陣営及びクラブには迅速な決断をしてほしいと思います。

 

 

 

【3歳未勝利馬の状況】

・インテンスシチー(1/22・中山戦7着)

・ココラフィネ(3/4・阪神戦7着)

・コンスタンシア(2/26・小倉戦18着)×1

・ディオスシチー(3/5・中山戦13着)×1

・フィオーレシチー(1/29・小倉戦6着)

・フェリキタス(2/5・中京戦8着)

・ランペイジシチー(未出走)

 

 

 

ヴェローナシチー屈腱炎で1年くらい休養が必要になってしまいました。期待が大きかっただけに、その残念さは何とも言葉に表せません。損傷度は小さいようですが、上位クラスなので脚にかかる負担は大きいと思います。焦ることなく、ジックリと直してほしいですね。

 

 

 

火曜日の大井でグランツシチーの出走が予定されています。今回は1400m戦が組まれなかったため、前走同様1600m戦に出走します。合わない条件ではありますが、叩き2戦目ですから、掲示板には載ってほしいところです。中央競馬では、3/19(日)の中京戦・ペルセウスシチーが、次の出走となりそうです。