突然、イレギュラーなブログ更新となりました。悪い流れを断ち切れずに、ここまできた2022年でしたが、最後の最後に最悪の事態に見舞われました。そのために、自宅待機を余儀なくされ、ヴェローナーシチーの出走するグレイトフルSも見に行けなくなりました。幸い症状も落ち着いたため、日中はとてつもなく暇なんです。というわけで、いつもは忙しくてパッと見で終わる募集馬DVDを繰り返し見て、ちょっとコラムでも書いてみようを思いついたわけでございます。

 

 

 

先にお断りしておきますが、「それはあなたの感想でしょ?」、「はい、そうです」ということをご了解ください。出資は自己責任ですので、後のちギャースかピースか騒ぎ立てる輩は盛大に無視またはブロックいたします。

 

 

 

●募集番号2201 フロイラインシチー2022(父オルフェーブル)

顏にインパクトがありますね。馬体もスッキリ見せていい感じはします。個人的には、前胸の深さが足りない気がするので、このあたりが今後成長してくれれば、という気持ちでいます。また、走る馬の特徴と昔から言い伝えられている「左後一白」ですから、久々の大物かもしれませんね。と、ここまで持ち上げておきながら、私は出資するつもりは1ミリもありません。預託厩舎がNGだからです。この馬が友駿の代表馬になってしまったときには、私は競馬場の片隅で地団駄を踏んでいることでしょう。ちなみに母フロイラインシチーは気性に問題のあった馬でした。あのオルフェーブルとの配合で「人に従順で素直なタイプ」とは、信じがたいです。そのうち真価を発揮してくるのではないかということも、出資に後ろ向きな理由です。

 

 

 

●募集番号2202 ディオーサシチー2022(父・サンダースノー)

こちらはガッチリとした馬体に見えますね。前胸の深さもトモの大きさも当歳馬としては申し分ないと思えます。繋ぎの角度も程よいので、馬体面の減点ポイントは少ないと思います。気になるのは血統面ですね。父はデインヒル系の種牡馬で、母系もミスタープロスペクター系、母のディオーサシチーはサドラーズウェルズの母系にロベルト系のシンボリクリスエスということで、まったくサンデーサイレンス系の血が入っていないことです。日本の馬場(特に芝)では、サンデー系というよりもディープインパクト系に有利なことが多いですから、この血統で太刀打ちできるのかという心配はあります。この血統で1400万円での募集というのも、ちょっと高い感じがします。ダーレーに種付け料ぼったくられちゃいましたか…。とはいえ、この馬は母馬に出資をしていたことと、預託厩舎が初出資馬エレアシチーでお世話になっていた萱野厩舎ということで、早期に出資を決定する予定です。

 

 

 

●募集番号2203 スコルピオンキッス2022(父ミッキースワロー)

友駿募集馬では高確率で勝ち上がれるカミイスタッド産馬です。グリニッジシチーとヴェローナシチーは、母馬が元キャロットクラブでしたが、この馬の母馬は元社台レースホースでした。社台系のアウトレット牝馬の仔を募集してくれるのは魅力的ですし、実績もあります。今回は、遅生まれということもあり、まだ馬体が小さいのですが、逆に成長の余地があるということですので、しばらく経過を見ていきたいと思います。この母とサンデー系の種牡馬との配合は初めてなので、牧場としてはサンデーサイレンスの4×3に期待をしているようですが、吉と出るか凶と出るかは今のところわかりません。厩舎は相沢厩舎ですから、友駿でもおなじみですから説明不要です。嫌う方がいるとすれば、起用騎手が石川裕紀人、丹内祐次、津村明秀、石橋脩、と地味な感じといったあたりでしょうか。すぐには満口になりそうにはないので、しばらく様子見をしながら出資を決めていこうかと思っています。

 

 

 

長くなるので、とりあえず第1弾はここまでとします。今年の募集馬の中に、ヴェローナシチーを越えるような仔が隠れていますように…(-人-)。