もう、どうにも止まりません。悪い流れが…。

 

 

 

●12/17(土) 中京6R レディアリエス(菱田裕二) 芝1600m 11着

近走はピリッとしない競馬が続いていましたが、比較的メンバーが手薄なので、うまくすれば浮上のきっかけを掴めるんじゃないかと思っていました。開催の最終週ということもあり、差し有利な馬場であることを加味すればチャンスもあるのかなとも思っていました。しかし、専門紙を見ると「前々で競馬を進められれば…」という陣営のコメントが載っていました。おそらく前走、控えて伸びなかったことから、そんな発言が出たのでしょうが、平坦の新潟は当然のように前が有利だっただけです。今日の馬場傾向を、菱田騎手が勘案して乗ってくれれば…という淡い期待をしていましたが、それはあっさりと打ち砕かれました。向正面で押っつけ気味に前に付け、先行集団の外々を回って直線に入りましたが、早々に上位争いから脱落してしまいました。正直、言葉もありません。この着順では、出走機会が得られず、どうしても間隔が空いてしまいます。復調のきっかけもつかめないまま、時間だけが過ぎていってしまいます。ルーラーシップ産駒は、古馬になってからの上積みが小さい印象がありますので、来年前半で復調できないようだと、このまま終わってしまいそうです。まさに崖っぷちですね。

 

 

 

来週は、中山にヴェローナシチーが出走を予定しています。3000mが長かったようなので、2500mでも正直どうなのか、不安もあります。また鞍上に予定されている戸崎騎手は、好不調の波が大きい騎手なので、次週がどっちなのかわかりません。自己条件に戻って確勝などと楽観的に考えづらいところがありますが、来年に向けて少しでもいい流れをつくってほしいものです。

 

 

 

年末は、地方でセグレートシチー、バシレウスシチー、中央でフェリキタスが出走する可能性があります。セグレートシチーは年齢的なものもあり、トモ擦れの影響もあって、無事に復帰ができれば御の字です。バシレウスシチーは、地方移籍の初戦ですが、脚部不安で一番の成長期を棒に振ってしまっているだけに、あっさり1勝目という訳にはいかないかもしれません。フェリキタスは福島での大敗が不可解ではありますが、前走も不利がありながら上位に食い込んできましたので、メンバー次第では今年の最後をいい形で締めくくってくれるかもしれません。

 

 

 

2022年産馬の募集が始まりますが、ここ2世代の不調振りを見ていると、即出資を決めることもないと思います。最近、他クラブで思うように出資できない人が流れてきて、新会員も増えていたようですが、この結果では退会していく人も増えるでしょう。クラブとしても、そろそろ重賞に出走できるようなオープン馬が欲しいところですね。