2日目の5か所目の訪問先である千代田牧場の紹介です。

 

 

●ウインヒストリーの2016

父・メイショウボーラー(母父・ダンシングブレーヴ) 鹿毛・牡馬・2月1日生まれ

 

馬体のバランスが良く見えますし、千代田牧場ゆかりの血統ということで、牧場としては期待の1頭なのかもしれません。繋ぎが立ち気味なのが気になりますが、ダート馬ならこれでもいいのかもしれません。個人的には、メイショウボーラー産駒というのはそそられるのですが、予定厩舎がアレなのでパスです。

 

 

●インプレッシヴの2016

父・キングヘイロー(母父・オンファイア) 黒鹿毛・牡馬・2月10日生まれ

 

ちょっと脚が長く、腰高に見えます。トモは大きいのですが、やや前胸が浅い印象を受けました。繋ぎは長めですが、立ち気味なので、調教が進むにつれて故障のリスクが高まりそうで心配です。私はまったく気にしていませんが、厩舎の評判はあまり良くないですから、すぐに満口になることはないはずですから、入厩直前くらいまで様子を見て、悪くなければ出資を決断する可能性もありますね。

 

 

友駿に提供される千代田牧場の生産馬は、あまり勝ち上がらない印象があり、勝ち上がっても1つしか勝てていません。以前も、他のクラブ法人に提供する馬の質が疑問視されていたことがありますが、「さもありなん」というのが率直な印象です。セリを意識すれば、そこで売れそうな当歳馬を庭先取引で安価で売るなんて…普通しないですよね。昔は、ここの社長の持ち馬だったドリームカムカムが好きだったんですけどね…。今は何の思い入れもわきません。

 

 

今回は以上です。くどいようですが、上記記事の内容の大部分は、あくまでも新井智重の私見です。出資をするかしないかの判断は、あくまでも出資者の自己責任です。