5月23日(木)
奈良滞在3日目は法隆寺に行って来た。
初日(21日)に到着した部屋にこの本が置いてあったのも面白い偶然。
再建法隆寺の謎
へぇ~行くことがわかってた?
これで少しは予習が出来るかな‥と思い、
寝る前に数頁(行?)読んでみたけど、予備知識のない私には難しくて断念。
JR奈良駅からの行き方が簡単なことだけ確認できたので、とりあえず行ってみよ。
これは自宅に戻ってから読んだ記事
奈良県の生駒郡斑鳩町にある「法隆寺」は、1,300年以上の歴史を持つ由緒正しいお寺。
聖徳宗の総本山で、聖徳太子ゆかりのお寺としても知られている。
「世界最古の木造建築」で有名な「法隆寺」には、現存する建造物が残っており、その多くが国宝・重要文化財に指定されている。
――――――――――
朝はどんよりした空だったけど、
雨は降らないようだし、晴れて暑くなるよりはいい。
初めて乗った“大和路快速”で10分ほどで法隆寺駅に着いた。
法隆寺駅から法隆寺まではバスで行くつもりだったけど、
バス停で見た本数がとても少なかったので歩いて行くことにした。
すると曇り空からどんどん晴れてきて 暑くなってきた。
(日傘も帽子も持ってない^-^;)
道はわかり易くて(案内板が多い)15~20分で到着。
南大門に続く松並木の参道
南大門(室町時代) 法隆寺の玄関
出るのが遅めだったせいかこの辺は人が少ない
―――――――
中門(飛鳥時代) 壮麗な建築様式が見どころ
「中門(ちゅうもん)」は、西伽藍の入口となる二重門(2階建て)で深く覆いかぶさる軒が特徴。
門の中央に柱が建つ5本構造で、正面には四間二戸という2つの入口がある独特な形状をしている。
この柱は、下部から上部にかけて徐々に細くなっていく「エンタシスの柱」と呼ばれ、飛鳥時代の壮麗な建築様式を今に伝えている。
「中門」で見逃せないのは、左右に安置された日本最古の仁王像「金剛力士像」だ。
風雨の影響で度々修復されてきたため、傷みが目立つが、約1.300年以上この場所に立ち続ける姿は言葉にできない迫力がある。(🔗観光ガイドより)
「日本初の世界文化遺産 法隆寺」の石碑
五重塔(飛鳥時代)
「法隆寺」の「五重塔」は、世界最古の木造建築であり日本最古の塔でもある。
約32mの高さを誇り、上層に行くほど屋根が小さくなる(五重目の屋根は初層の約半分ほど)のが特徴。
塔はストゥーバともいわれ、釈尊の遺骨を奉安するためのものであり、仏教寺院において最も重要な建物とされています。
―――――――
この日はどの場所に行っても修学旅行などの団体客でいっぱいだった。
そんな様子を近くで見るのも面白かった。
大宝蔵院 貴重な文化財が多数眠る「大宝蔵院」
「大宝蔵院(だいほうぞういん)」は、「法隆寺」に伝わる数々の寺宝を万全の形で安置・管理するために建てられた。
1998年に完成した新しい建物で、空調や保管設備が整えられ、他の建造物とは異なる造りになっている。数々の貴重な文化財が展示されているが、国宝「百済観音像」・「玉虫厨子(たまむしのずし)」は必見だ。
――――――――
西円堂(鎌倉時代)
(抜粋)
夢殿と同じ正八角形の法隆寺の西円堂。奈良時代に光明皇后の母・県犬養橘三千代(橘夫人)の発願によって行基菩薩が建立したと伝えられている (718年、養老2年)。
~中略~
右うしろに見えているのは鐘楼で今でも 午前8時から午後4時迄の2時間おきに1日5回時刻の数だけ鐘がつかれる。『柿食えば鐘が鳴るなり法隆寺』。有名な正岡子規の句に詠まれた鐘の音はここ西円堂の鐘の音だそうです。知らなかったでしょう。
―――――――
東院伽藍(夢殿)
少し離れたところにある東院伽藍では、
だいぶ暑くなってきたこともあり写真も撮らなかったけど、
帰り道が一緒になった小学生が松ぼっくりを持っていたので聞いてみた。
私:拾ったの?
少年:はい、でも持って帰っちゃいけないって先生に言われたから、
帰りに置いて行きます。
この日の朝に滋賀県からバスでやって来たらしい。
しばらく楽しい会話をして、出口で別れた。
――――――
私はまた歩いて法隆寺駅まで行き、大和路快速で奈良駅へ。
ならまちで遅めランチをして部屋に戻った。
これは少年にもらったわけではなく😄、帰り道に拾ったもの。
法隆寺一般参拝券 1,500円